GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
湯たんぽ [エフディースタイル 湯たんぽ]
事業主体名
有限会社 エフディー
分類
身の回り・ライフスタイル用品
受賞企業
有限会社エフディー (新潟県)
受賞番号
14G020118
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ステンレスで造られた湯たんぽです。通常の製品より小型でコンパクトに作りました。就寝の時に布団に入れて使うという目的の他に、スポーツ観戦やドライブの後部座席等アウトドアでの使用を想定しました。会社などに持っていって使う事も想定しています。その為にステンレス製の本体にニット製のカバーを組み合わせました。 本体は新潟県燕市のメーカーが、カバーのニットは新潟県五泉市のメーカーが、ニットの材料である原糸は新潟市のメーカーが製造し新潟のデザイナーがデザインした「雪国で生まれた冬を楽しむ道具」がコンセプトです。地方の産地は横の繋がりがありません。デザインによって産地連携を可能にした道具です。

プロデューサー

萩野光宣

ディレクター

萩野光宣

デザイナー

萩野光宣、加藤歩美

発売予定
2014年9月10日
価格

9,000 ~ 12,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

デザインが果たす役割は多様化しています。新潟県には燕の金属加工、五泉のニットといったいわゆる地場産業が有ります。その多くが依頼されて製品をつくる産地として発展してきた為、隣接した地域にも拘らずあまり交流が有りません。デザインという共通言語により産地間のコラボレーションでより魅力のある商品が作れないかと新潟のデザイン事務所が企画し、全ての工程を新潟で行った製品です。

経緯とその成果

雪国で暮らす人が考えた冬を楽しむ道具がコンセプト。

デザイナーの想い

新潟と聞くとどの様な事を想像しますか?酒や米もしくは雪ではないでしょうか?雪で大変でしょう?よく聞かれます。そんな産地のイメージを利用して「冬を楽しむ」道具という産地共通のイメージでどちらも主役の製品をデザインしました。ニットや編み物については勉強しながら、製糸については日本製品のクオリティにビックリしながら、この事を使っていただく方へ伝えたいと思いました。

企画・開発の意義

地方には夫々の産地が有りますが、産地間を結ぶ取組が出来るのはデザイナーやデザインの役割の一つだと考えます。単純に湯たんぽという物体を作りましたではなく、道具を生み出す地域の背景も使う人にとって魅力の一つだと考えました。それぞれの魅力を繋ぐことでより魅力が増す商品を心掛け触れたときに伝わる質感に拘りました。綿糸の製造工程などは正に日本のクオリティだと思います。それを伝える雪国発の道具です。

創意工夫

産地や製品により様々な事情や習慣の違いが有ります。今までは産地問屋がそれを取り仕り調整してきたと思います。OEM 中心の製造スタイルでは効率の良い方法だと考えます。工業製品だから誰が作っても同じ製品であれば地場産業の魅力などありません。作り手の立場を理解して調整しながら1つの製品を作り上げる必要がありました。通常の湯たんぽは金物主導でおまけ程度のカバーが付いた製品が多いと思います。「冬を楽しむ」この製品はカバーも本体以上に大切な役割を果たします。

仕様

本体:ステンレススチール製 直径165mm 301g カバー:コットン 100g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

fd store
fd online store

審査委員の評価

湯たんぽは健康的でエコな存在として見直されてゆくことが望ましい。サイズをコンパクトにし、新たな造形を与えることで、昔ながらのそれと比較して現代的で使い始めやすい物になっている。狙い通り、スポーツ観戦やアウトドア、オフィスでの使用にも適用できるプロダクトに仕上がっている。

担当審査委員| 渡辺 弘明   川島 蓉子   工藤 青石   寺田 尚樹  

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