GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
復興支援ネットワーク [東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク[アーキエイド]]
事業主体名
一般社団法人アーキエイド
分類
社会貢献活動、国際貢献活動
受賞企業
一般社団法人アーキエイド (宮城県)
受賞番号
13G141156
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク[アーキエイド](以下、アーキエイド)は、建築家による数々の支援活動を相互にネットワーク化し、被災地に適切につないでいくことのできるプラットフォームの確立を目指し活動している支援団体です。長期的ビジョンのもと、建築家による①地域支援、②建築教育支援、③情報共有の3つの柱となる活動を確実に支え継続的な支援を推進しています。建築家たちの力、すなわち広く多様で複雑な被災地の状況・環境を丁寧に汲み取り読み解くことができ、抽象的な理念を具体的な経験やイメージとして示し様々な側面から統合する力、を最大限に発揮して、数々のプロジェクトを実践しています。

プロデューサー

一般社団法人アーキエイド

ディレクター

一般社団法人アーキエイド

デザイナー

一般社団法人アーキエイド

詳細情報

http://archiaid.org

公式サイト公開および事務局活動開始日
2011年4月11日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

宮城県仙台市

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

被災地にて積極的に活動・報告を行い、緊急的集中的な活動から継続的で息の長い活動へと長期的な展望にもとづいた無理のない支援体制を構築してきました。東日本大震災からの復興において、建築家がまちづくりやコミュニティーの支援を行うプラットフォームとしての役割を担い、支援活動の情報共有・発信を行っています。また将来を担う人材を育成するために、復興支援活動を通じた実践的な場での建築教育を行っています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

アーキエイドの活動の特徴的なものとして、「コアハウス −牡鹿半島のための地域再生最小限住宅 板倉の家−」開発プロジェクトがあります。牡鹿半島桃浦に自立再建住宅のモデルとして安価で建増し可能な地域のライフスタイルに適応した復興住宅を提案し、今なお仮設住宅に暮らす被災者の早期生活再建に取り組んでいます。また今後自立した地域再生の継続的な原動力となるよう様々な活動を行なっています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

アーキエイドでは全国に渡って支援活動を行っています。特に牡鹿半島では30の浜について早い時期に建築家と建築学生達による集中調査を行ないました。地域住民とのつながりを大切にし、行政とも連携して地域密着型の丁寧なリサーチを今も継続的に行なっています。また、集落の構造や復興制度などを共有し、浜の生活の研究を通して、他領域の専門性と密接に共働を図りながら基礎情報を整備・提供しています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

支援活動を行なう際のプラットフォームとして機能すると同時に、学生たちがこれらの復興支援活動に関わること自体が実践的な建築教育の場となるように、アーキエイドは開かれたネットワークを通じ様々な所と共同しながら実績を積み上げ、成果の共有にむけた国際的なネットワーク、情報発信に取り組み、震災に関する知見を広く次世代に受け継いでいく世界的な知の共有に努めています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

東日本大震災から2年が経過した今、アーキエイドは被災地の復興プロセスとあわせ、被災地の建築教育環境がいち早く復旧し、この特別な機会に建築を学ぶ若き学生たちが地域の復興活動において責任ある役割を果たしていくことを期待しています。また、被災地にとどまらず次の震災に向けて世界中で知見を共有し、未来にわたす役割を担って行くよう、今後も建築家のネットワークを通して復興に寄与できることを願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東日本大震災の被災地全域
東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク[アーキエイド]
Japan Reconstruction with ArchiAid
ArchiAid facebook

審査委員の評価

東日本大震災の多くは津波による被害であり、湾岸に集積していた多数の住宅を失う結果となった。本提案は建築家による復興支援をネットワーク化する一般社団法人の活動であり、今回の震災被害の実情を考えると社会的意義の高い取り組みとして評価した。建築家による「地域支援」「建築教育支援」「情報共有」を柱とする本活動は、すでに多くの実績を踏まえており、専用HPや出版物による情報提供から、建築系の学生が参加する地域支援を通じた教育活動にも関与し、プラットフォームの役割を充分に担っていると判断した。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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