GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
教育支援プログラム [南極クラス]
事業主体名
ミサワホーム株式会社
分類
社会貢献活動、国際貢献活動
受賞企業
ミサワホーム株式会社 (東京都)
受賞番号
13G141147
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

南極でどんなことをしているの?南極クラスは、長年にわたり南極昭和基地建物建設の支援を行っているミサワホームが、自社の観測隊員経験者を講師として、南極を題材に子どもたちに夢と希望を届けることを目的に、日本が南極観測で取り組んでいることを次の世代に伝えたいと教育の現場との連携も進めている南極観測事業の中枢的実施機関である国立極地研究所の協力を得て、全国にある学校生活協同組合と連携して立ち上げました。授業で伝えたいことは、ミッションを成し遂げるための仲間への思いやり、チームワークの大切さ。厳しくも美しい自然が織りなす驚きと感動。人間活動の影響をほとんど受けていない南極からの「地球の過去そして未来」

プロデューサー

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

ディレクター

ミサワホーム株式会社 営業推進本部 MRD・法人推進部

デザイナー

ミサワホーム株式会社 営業推進本部 MRD・法人推進部

詳細情報

http://www.eco.misawa.co.jp/antarctic-class/

利用開始
2011年9月29日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

南極の環境を、視覚・聴覚・触覚・嗅覚、味覚の五感で感じられます。障害のある子ども達にも、どれかを体験させてあげたいと考えています。南極の氷では、触った冷たさ、閉じ込められた大気の弾け出る音、太古の大気の臭いが体験できます。オーロラや星空や沈まぬ太陽、アザラシやペンギンなどの動画や写真では、その不思議な動きや楽しい生態が視聴できます。また、南極料理人が作った南極食(乾燥食品)も味わう事ができます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

たった30人前後の小人数で、極限の自然環境の中に1年以上隔離され、それでも様々なミッションを成し遂げてきた南極観測隊員だからこそ伝えられる事は、チームワークの大切さ、仲間を支え、また支えられることの素晴らしさです。しかし、一方、たとえウマが合わない相手でも、仲間として受け入れなくてはならない事もあります。それらの事は、人として、人に対する真摯な姿勢こそ大切で尊いという事を、気付かせてくれます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

キャリア教育として、子ども達の職業観を育みます。キャリア教育は、こんな仕事をしてみたい、こんな物を作りたいという、モチベーション面から産業全体を支える大切な取り組みとも言えます。南極観測隊員は、30人前後の様々な職業の隊員が、それぞれ自分の仕事を全うすることで、一つの町を動かしているのと同じです。その様々な職業を紹介し、それぞれの仕事の重要性を伝える事で、幅広い職業観を育てます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

南極は地球環境の窓です。南極大陸の厚さ3000メートルにも及ぶ氷床から採掘した氷床コアは、大気成分の数十万年に及ぶ変遷を語ります。例えば炭酸ガス濃度の推移が、現在、異常なほど高いと判ります。南極クラスで使う南極の氷は、約2万年前の氷です。そこに閉じ込められている太古の大気は、現在の大気と違うのか?氷が解けたらどの位海面が上昇するのか?観測結果と研究から、守るべき地球環境について理解を深めます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

驚きや感動、不思議!と思うことから生まれる好奇心や探求心。それは、夢や希望の小さな種だと思います。私たちが伝えられる事は、過酷な南極で自ら実際に経験してきたことです。経験したからこそ伝えられる本物の内容で、子ども達の好奇心や探求心を掻き立てたい。子ども達一人一人が、自分自身の夢や希望を考えるきっかけを作りたいと考えています。そして未来に向かって、夢や希望をしっかりと育んでもらいたいと願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

日本国内
南極クラス

審査委員の評価

南極観測体験を通じた特色ある教育プログラムであり、産・官・学・地域がそれぞれ連携協力しながら数多くの子どもたちを対象に実施してきた実績を評価した。特に南極の環境を視覚・聴覚・触覚・嗅覚、味覚の五感でわけながら、障害をもつ子どもたちにも興味がもてるプログラムを計画し、実感できる多様な教材を準備している点は教育デザインとしても評価でき、かつ集団生活におけるチームワークや思いやり、極寒の地での驚きや感動を伝える創意工夫に富み、その価値や成果が子どもたちの感想レポートからも感じられた。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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