GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
薬剤監査/登録システム [Medi Match/Medi Regi]
事業主体名
東芝テック株式会社
分類
研究・教育・医療のためのサービス・システム
受賞企業
東芝テック株式会社 (東京都)
受賞番号
13G141119
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

病院内の薬剤トレーサビリティの信頼度を向上させていく上で欠かせない薬剤監査・登録システム。「医師から患者様への処方オーダー情報」及び「患者様への投薬情報」について、薬剤のバーコードを読み取って確認および記録する。薬剤監査システムは、医師の指示する薬剤を看護師・薬剤師による目視照合ではなく、バーコードによる元データとのマッチングによりミスを防ぐ。また、薬剤登録システムは、手術室等での使用済み薬剤の手書きによる記録や、パソコンへの手入力作業を省力化するシステムで、どちらも院内関係者の作業負担の軽減と確実で正確な薬剤監査・登録を可能にするものである。

プロデューサー

東芝テック株式会社 システムソリューション事業本部 リテールソリューション事業部 Newソリューション営業推進部 増井 竜一朗

ディレクター

東芝テック株式会社 商品・技術戦略企画部 デザイン室 廣井幹也

デザイナー

東芝テック株式会社 商品・技術戦略企画部 デザイン室 大熊裕美子、小西正太、中里真紀、佐々木康嗣

発売予定
2013年7月12日
価格

999,800円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

本システムは、確実で迅速な監査登録が可能となるため、単純な薬剤取り違いを防ぐほか、医療従事者の身体的時間的負担も削減し、総合的に重大事故につながる投薬ミスを事前に防ぐことが可能となる。また、薬剤の登録に特化した操作画面の為、確認できた薬の行には「○」を表示したり、明細表の色やスカシ文字でモードが一目でわかるようにする等、初めてでもストレスなく操作することができるようにした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

医療の現場に薬剤トレーサビリティを導入し、薬の流れを各ステップで確実に記録することで、目視/手作業による人的ミスを防ぎ、医療従事者の負担を軽減。また、患者側には安心感を与えることができる。端末も持ち運び可能なコンパクトな端末とし、狭いテーブルやワゴンの上など、どこにでも置けるように配慮した。また、薬剤知識が無くても誰でも操作できるため、スキャン作業を交代で行うという労働形態もとりやすくなる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

当社が得意とするバーコード登録システムを薬剤登録という医療現場に持ち込み、効率よく確実に安心を提供するシステムとした。大がかりな読取りシステムとは違い、機器本体もA4紙サイズよりも狭い場所に設置することができる為、現場への導入もしやすい。薬剤監査/登録の2システムは、使用されるシーンの違いでそれぞれに合わせた内容となっているが、一貫性ある同じUIデザインとし、どちらも誰でも操作できるよう工夫した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

高齢化社会が進み、医療が必要な人が増える半面、医療従事者の人材不足が問題となっている。そのような状況で、忙しさによる疲労からくる医療過誤も少なくは無い。本システムは、経験や言語の問題があっても誰でも操作できるシステムとなるため、医療従事者の労力を軽減、それにより、病院側、患者側双方の安心を生み出すものである。

ユーザー・社会に伝えたいこと

薬剤監査システムと薬剤登録システムの導入により、医療従事者の身体的・時間的負担を減らし効率をあげるだけでなく、正確な薬剤トレーサビリティの構築や医療関係者が患者様に向き合う時間を増やし、より安心で安全な医療現場となるようデザインで貢献していきたいです。

審査委員の評価

病院内での投薬ミスの防止、あるいは、手術や集中治療時における使用薬剤の正確な記録など、これまでは、看護師や薬剤師の目視や手書きという人的作業によって行われてきた。その作業を、バーコード読み取りによる正確性の高い監査・登録方法に置き換え、院内従事者の負担を大幅に削減している。また、院内の薬剤使用情報が一元化されることで、薬剤の精算業務もここに統合することができ、病院の薬剤管理業務を大きく改善させている。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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