GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デザインの教科書 [五感のデザインワークブック 「感じる」をカタチにする 彰国社]
事業主体名
株式会社彰国社
分類
研究・教育・医療のためのサービス・システム
受賞企業
横山 稔 (東京都)
受賞番号
13G141112
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

<感じるをカタチにする>クリエイティブな感性を育てるデザインの教科書。コンピューターが台頭し、視覚情報が優位になってきた時代の中、約20年間、日本とアメリカの大学で教え好評を得た、五感を目覚めさせデザイン感覚を研ぎすませる教育メソッド。指先の記憶を呼び覚ます触覚(砂絵)スケッチや耳でイメージを描いてみる聴想空間、相手にデザインイメージを伝える口伝空間などの、遊び感覚で楽しくカンタンに取り組める、五感を刺激する12の演習課題で構成されたワークブック。

プロデューサー

横山 稔 (著者&授業デザイン、文化学園大学造形学部教授)

ディレクター

小田 敬子(グラフックデザイン、文化学園大学短期大学部准教授)

デザイナー

中野 直(イラストレーション、株式会社サン・アド勤務)

詳細情報

http://www.shokokusha.co.jp/?p=4793

発売
2013年4月10日
価格

2,200円 (消費税別)

販売地域

日本国内向け

設置場所

全国の主要書店

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

このワークブックは、「楽しくてカンタン!五感を刺激する12の演習があなたのデザイン感覚を呼び覚まします。」というキャッチフレーズでデザインされている。読者はステップバイステップで読み進め、各五感の演習に取り組むことで、自然と「感じる」をカタチにする力がつくように配慮した。また、ワークブックは、平面的に広げて書きこむことが必要な為、製本に使用した接着剤は楽譜と同様のものとし、利便性を図った。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

このワークブックの五感を刺激する一連のデザイン演習に取り組むことで、今まで気にも留めなかった感覚に出会い、新たな発見を楽しみ、好奇心をもって日々の生活空間を過ごせるようになることを目指す。五感を研ぎ澄ませて感じていくことで、豊かな創造性を育み、感性の扉が開き、新たな次世代のライフスタイルを創造するクリエーションを養う。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

五感を意識した新産業や新ビジネスの企画が提案される機会も増え、五感の産業的なニーズも実感されてきている。この教育メソッドで五感を磨き、さらに新たな産業や新ビジネスの創出にも貢献できることを期待。五感を研ぎ澄ませて感じる習慣やその姿勢を通してデザインに取り組む時の豊かな創造性を育み、デザインを学ぶ学生だけでなく、新企画に悩む社会人にも、体験を通じヒントを与えるようにした。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

かつて日本人は、生活に彩をそえる四季の変化とともに暮らしてきた。豊かで工夫に満ちた美しい伝統的な日本の空間では、季節に合った建具を入れ替え、風をインテリアに招き入れたり、縁側でスイカを食べたり、雨音のリズムを楽しんだり、身体と空間、外界との関わりを求めてきた。言葉を換えれば、五感、全身で感じながら生活をすることが、普通のありようだった。こういった社会的文化的な価値観に気づく五感の素地を養う。

ユーザー・社会に伝えたいこと

多くの都市では、五感を駆使して生活する必要性は少なくなってきています。耳をイヤフォンで覆い携帯電話を持ち、片手にはビニールで包装されたフードを手に歩いています。住宅やオフィスのデザインも外の気配を感じることは少ないと思います。都市は利便性との引き換えに、五感の変化にもとても乏しい環境になってしまいました。この教育メソッドを通して、五感と日常生活の関係の大切さを再認識してもらえればと考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

TSUTAYA代官山店、紀伊国屋新宿店、青山ブックセンター六本木店、その他の主要書店
五感のデザインワークブック―「感じる」をカタチにする 横山稔
Amazon 五感のデザインワークブック―「感じる」をカタチにする 横山稔
7net shopping 五感のデザインワークブック―「感じる」をカタチにする 横山稔

審査委員の評価

理屈や理論で「デザイン」の本質を理解することは不可能であろう。この本は、デザインのクリエティブ・マインドを「五感」からきりとり、誰にでも、無理なく、感じながらカタチの表現力に導く、そのための様々な工夫が随所に散りばめられている。現在、狭義の「デザイン」だけではなく、デザイン・シンキング、そして、そこから想起されるイノベーティブな課題解決力は、あらゆる場面で求められている。その意味からも、「デザイン」のエッセンスを、広く一般に普及させるためのツールとして、この本の役割は大きい。

担当審査委員| 中谷 日出   池村 明生   林 千晶   吉田 順一  

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