受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
地方の小さな私鉄である弘南鉄道を応援する市民が、生活者のための交通インフラとして地元民の生活を豊かにし続ける挑戦の一環として製作したものである。クルマ依存の高い雪国における鉄道利用促進の足掛かりとして、繁華街で飲んで帰る人を対象に鉄道利用をさりげなく促す、従来とは異なるデザインの時刻表を開発した。日本のどの地方でも厳しい状況にあるローカル私鉄は、生き残りのため観光列車化の戦略を採用するところが多い。しかし、地元の生活者のために発足したローカル鉄道はその役割を担い続けてこそ存在意義があると考え、地元民をターゲットとし、さりげなくしかし確実に変化を起こすような取り組みに挑戦している。
- プロデューサー
蟻塚学建築設計事務所 蟻塚学
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- 詳細情報
- 利用開始
- 2013年3月
- 販売地域
日本国内向け
- 設置場所
弘前市内および大鰐町内