GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
無線LANアクセスポイント [「WLX302」による無線LANの「見える化ツール」]
事業主体名
ヤマハ株式会社
分類
開発・生産・製造のためのメディア・ソフトウェア・コンテンツ
受賞企業
ヤマハ株式会社 (静岡県)
受賞番号
13G131065
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

無線LANの「見える化ツール」は、WLX302 (無線LANアクセスポイント) に搭載された電波の状態を可視化する機能である。従来の文字や数値による電波状態の表示やフリーのサーベイツールでは、異常が発生した時に専門技術者による情報の解析が必要であり原因究明に時間がかかっていた。「見える化ツール」は、異常やその兆候を自動的に検出してレポートと電波状態の画像を保存するため、専門知識がなくても短時間で正確に状況を把握でき、原因究明にかかる時間の短縮と異常からの復旧を素早く行うことができる。

プロデューサー

ヤマハ株式会社 SN開発統括部 山本欣徳

ディレクター

ヤマハ株式会社 SN開発統括部 石原健二/デザイン研究所 川田学

デザイナー

ヤマハ株式会社 SN開発統括部 石原健二/デザイン研究所 中嶋一仁

詳細情報

http://jp.yamaha.com/products/network/wireless_lan/wlx302/

発売
2013年3月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

色分けしたグラフやメーターで表示し、それぞれ機能的に整理されたメイン画面は無線LAN管理者の目に優しく、短時間で多くの情報を把握することができる。また、操作アクション数を減らすことで、異常が起きた際の緊張状態でも身体への負担を軽減することができる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

無線LANは、オフィスや工場などの会社環境にとどまらず、飲食店舗や公共スペースなど広く設置されており、この急速な普及による過密な電波状況が「つながらない」「遅い」といった利用者のストレスに繋がっている。「見える化ツール」は無線技術の専門家でなくても速やかに対応することができ、このような問題を早期に解決することができる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

無線LANで使用する周波数は、電波干渉の観点から他の無線LANアクセスポイントが使用している周波数や電波の使用率などを考慮して決定することが望ましい。しかし、電波は見えないため適切な周波数を選択できず電波干渉を起こすことが課題になっている。無線LANの「見える化ツール」は他のアクセスポイントが使用する電波を可視化するため、適切な周波数設定を簡単に行えるようになり、問題を未然に防ぐことができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

無線LANのオフィスへの導入にあたり、電波干渉等のトラブルに対して専門技術者による適切な対応ができない場合、多数の無線LANアクセスポイントを配置して対処することが多く見られる。「見える化ツール」は簡単にトラブルの原因を把握して適切に対応することができるので、過剰な機材導入を抑止することができる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

目に見えない電波をわかり易く整理して表現することにより、専門知識がなくとも無線LANシステムのトラブルに対応することができることを目指しました。この「見える化ツール」活用により、システム管理者の方々の負担を軽減するとともに、無線LANがより快適に利用できるようになることを期待します。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

http://jp.yamaha.com/products/network/wireless_lan/wlx302/

審査委員の評価

昨今のWiFiアクセスポイントやモバイルルーターの普及により、オフィスや公共空間で無線LANのサービスを効率良く確実に提供することは、ますます難しくなっている。これは、そんな無線LANの電波を可視化するためのツールである。何らかの障害が発生した際に、直感的に電波の状態を表示することで、迅速な問題解決に継げていくことができる。専門家の視点からだけでは生まれない、マニアックかつユーザービリティの高い表示がユニークだ。今後はディスプレイ一体型などの、よりコンパクトなシステムの開発が望まれる。

担当審査委員| 永井 一史   久保田 晃弘   紺野 登   田川 欣哉  

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