GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
遠隔操作機器 [家と人を繋ぐ-i TamaHome]
事業主体名
タマホーム株式会社
分類
生活のためのサービス・システム
受賞企業
タマホーム株式会社 (東京都)
受賞番号
13G121026
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

留守の家が増えている。短期では共働家庭、単身者の増加による留守、長期では世帯減少による空家の増加である。家は人がいないと環境を悪化させ人と遠ざかる。再度快適に暮らすまでに多大なエネルギーを要する。常に家と人を繋ぐものが i TamaHomeである。その制御はローテクな赤外線を採用した。操作したい物は窓や換気扇や照明やエアコン等赤外線操作が多く、リモコン機能が無くても廉価な後付機器で遠隔操作が可能となる。音声による複合コマンドで一度に複数の機器を動かせる。確認はWebカメラと連動させ、火や鍵に関する物はフィードバック機能を持つ。月額315円という超安価な費用で複数の家の管理も負担とならない。

プロデューサー

タマホーム株式会社 専務取締役 玉木伸弥

ディレクター

タマホーム株式会社 賀来義明

デザイナー

タマホーム株式会社 柳田英樹

詳細情報

http://www.tamahome.jp/i-tamahome

発売
2013年4月1日
価格

31,500円 (初期導入費用)

販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都江東区豊洲6-1-9 スマートハウジング豊洲まちなみ公園内タマホーム豊洲店、他全国62展示場

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

真夏真冬留守宅に帰ってきたときから快適に過せるまでの間、朝目覚めてから快適に過せるまでの間、長期不在による環境悪化した住まいを生活出来る環境に戻すまでの間、その間の劣悪な環境の中で暮らさざるを得ない人に対し身体的・精神的ストレスから解放させる事ができる。また留守中に侵入した侵入盗と鉢合せするようなアクシデントからも住む人を守る事が出来る。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

少子化による世帯減少により一人が複数の家を管理しなければいけない時代がすでに来ている。遠隔地の家の管理をしたくても時間も金も無く放置する事で状況をさらに悪いものへと加速させるしか術が無い。そのような状況にある人々に対し悪化の進行を抑え次の行動に移れるまでの時間を稼ぐ事が出来る装置がi TamaHomeである。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

家を提供したものとして、快適に暮らす方法や取扱い方を顧客に伝える事は常識である。しかしこの事は在宅時に出来る事に限られている。複数の空家を持ち、家を開けざるを得なくなった現代の多くの人に対して、空家宅や不在の家を取り扱える手段を提供する事が今後住宅業界に於いて必要な事である。その普及の為の初期費用31500円 月額315円という超廉価で当サービスを提供した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

長期不在の住宅の増加は社会問題化しつつある。犯罪の温床 不法占拠 放火の誘発 過酷な環境の継続による住宅の短寿命化など多大なロスやリスクが存在する。さらに人の気配の無い家の存在は地域環境やコミュニティーをも悪化させる。i TamaHomeの出来る事は照明を点ける等限られた事であるが、その作り出した状況が近隣や街路等の周辺環境に繋がり、地域社会の安全に貢献している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

遠隔操作や音声応答による機器操作は派手な未来住宅として報道の中でしか存在してこなかった。外出先から冷蔵庫の中の牛乳の本数を見れると云っても現実の使用感は想像出来ない。しかし暮らし局面では「空家の実家が気になるな」とか「ワープして家に帰りたい」という素朴な希望は数多くある。暮らしと家と人の状況を見つめ、暮らしの中でいつも使う遠隔操作機器がそろそろ出ても良いと思う。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都江東区豊洲6-1-9 スマートハウジング豊洲まちなみ公園内タマホーム豊洲店、他全国62展示場
タマホーム株式会社HP/i Tamahome

審査委員の評価

日中留守の家や空家の数は増え続け、人に管理されない家屋の環境は悪化していく。これら現代の問題にとって本サービスは革命的な改善をもたらす。i-phoneまたはi-padで操作し、webカメラで操作を見届ける。それも複数の家の管理が可能である。特別最先端の技術を用いているわけではないが誰しもが導入できる安価さであり、社会問題の解決方法として秀逸である。 また、新しいサービスが台頭するたび、古いサービスが切り捨てられていくのはままあることではあるが、ユーザーにとっては「裏切り」とも言える。そういった面から、家屋の制御にローテクなリモコンなどの赤外線を選択したことは必然的であり、英断的とも言える。これら全体のコンセプトや技術的手段の選択、インターフェイス、価格など総合的に高く評価した。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中村 勇吾   日高 一樹  

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