GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
アンテルーム アパートメント 大阪 [アンテルーム アパートメント 大阪]
事業主体名
西日本電信電話株式会社(以下「NTT西日本」)・UDS株式会社
分類
街づくり、都市づくり
受賞企業
UDS株式会社 (東京都)
受賞番号
13G110976
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

NTT西日本の通信ビルをシェアハウスへ転用したプロジェクト。築79年の複合用途ビルの一部を住宅へ転用した事例。プランニングでは、ビルの特性を活かすことを重視し、あえて既存仕上げを残したり、スペース有効活用により、用途の違う4つの共用部を設ける等工夫。また「アート&カルチャー」というコンセプトのもと、様々なクリエーターによるアート、音楽、書籍等を共用部に導入。さらに運営を担うUDS主催のイベントを定期的に開催する等、入居者だけに留まらない開かれたコミュニティ形成を目指している。また全館にNTT西日本による通信技術・サービスがふんだんに導入され、コミュニケーションの活性化をサポートしている。

プロデューサー

NTT西日本株式会社 川村達也、安部弘+UDS株式会社 明山淳也、辻本祐介、三浦宗晃

ディレクター

UDS株式会社 中原典人

デザイナー

UDS株式会社 藤本信行、佐藤俊介+UMA/design farm 原田祐馬,Eos plus 高橋翔

詳細情報

http://www.anteroom-apartment.com/osaka/

利用開始
2013年3月30日
販売地域

日本国内向け

設置場所

大阪府池田市栄本町

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

多種多様なライフスタイルに対応するため、たくさんの居場所をつくることをプランニングのテーマとした。親しい友人との会話から大人数でのパーティーまで、一人の住人が求めるコミュニティーの大きさは日常でも変化することに着目し、メインリビングの他、リラクゼーションラウンジ、カフェラウンジ、ライブラリー、スタディースペース等様々なスタイルに合わせた居場所を用意した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

外部クリエーターをゲストに入居者募集イベントを開催し、入居説明会を行う事で入居前の段階から住人同士のコミュニティー形成を促した。施設内にはNTT西日本「スマート光ライフ」の技術を取り入れることで、高速ネット環境やWiFiを利用した映画上映会やスマートフォンによる音楽の共有等、通信技術を活かした次世代のライフスタイルを提案すると共に、入居者同士のコミュニケーションを活性化させるきっかけとしている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

慢性的な高い空室率に悩む小・中規模のビルが、工夫次第では魅力的な住宅に転用可能であるということを示すモデルとなった。住宅設備を集約させたシェア型住居にすることででイニシャルコストの低減を実現すると同時に、ビルならではの平面計画の自由度や階高の高さ、工業的なディテールを活用したデザインとすることで、マンションや社宅のリノベーションにはない独特の魅力をもった空間を実現している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

築79年のビルを壊すことなく活用することで環境負荷を低減すると同時に、地域住民にとっての馴染みのある景観を維持している。リビングをパブリックスペースとして一時的に開放しイベントを積極開催することで、住民同士を超えた広がりのあるコミュティを形成し、駅前商店街にも20代~30代の若者が訪れるようになっている。また、環境に配慮しつつ入居者の自動車ニーズに応えるため、敷地内にシェアカーを配置している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

技術革新による機器の小型化などにより余剰なスペースが発生した築79年の元通信ビルの一部を「アート&カルチャー」というコンセプトのシェアハウスにコンバージョン。コンセプトを具現化したデザインに共感した都心からの若い移住者やクリエイター・アーティストと地域住民との交流がこの場所を起点に生まれ、開かれたコミュニティへと発展していくことで、新しい住民の創出と共に地域活性化の一助となることを目指している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大阪府池田市栄本町
アンテルームアパートメント大阪

審査委員の評価

近年事例が増えてきたコミュニティー共有部付きのシェアハウス。もとは通信ビルだった建物が持つ魅力を引き出しつつシンプルにデザインする事で、多様なスタイルを受け入れる間口の広さをもつ。また、建築のリノベーションに終わらず、大きく設けた共有部などを使ったコミュニティーづくりにも力を入れ、それ自体の価値を持続的にあげていく仕組みづくりはその地域の活性化にも繋がると期待する。

担当審査委員| 南雲 勝志   廣村 正彰   横川 正紀  

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