GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地域発信型 観光音声ガイドサービス [観光音声ガイドサービス]
事業主体名
富士ゼロックス株式会社
分類
街づくり、都市づくり
受賞企業
富士ゼロックス株式会社 (東京都)
受賞番号
13G110968
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は、地域発信型の観光音声ガイドサービスです。地域の人は、ガイドブックに載っているような一般的な観光情報だけでなく地元の人だからこそ知っている季節ごとの風景や、隠れた名所などについて音声で伝えます。観光客が訪れた町を歩いていると、色々な状況に合わせてまるで地元の人が一緒に歩いてガイドをしてくれているような感覚で、その地域の見所が聴こえてきます。地域の人は、自ら音声ガイドにそのときその場所でしか感じられない情報を載せて観光客に届け、観光客はガイドブックにはない活きた情報にふれることで、地域を深く知り、より発見に満ちた旅を体験できます。

プロデューサー

富士ゼロックス株式会社 研究技術開発本部 コミュニケーション・デザイン・オフィス 澤山 敦

ディレクター

富士ゼロックス株式会社 商品開発本部 ヒューマンインターフェイスデザイン開発部 木暮 毅夫

デザイナー

富士ゼロックス株式会社 商品開発本部 ヒューマンインターフェイスデザイン開発部 松林 景子、蓮池 公威、池田 絵里子

詳細情報

http://www.fujixerox.co.jp/solution/audio-guide/

発売
2013年7月10日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

多機能なスマートフォン上で敢えて徹底的に操作をなくしました。本製品は「スタート」を押すだけです。子供から高齢者まで気軽に使え、また、歩きながら聴くのにちょうどいい長さや、歩いてきた方角によって内容を変えるなど観光客の心をつかむ工夫によって、手ぶらで風景や町並みを楽しみ散策できます。位置情報を活用した技術により、歩くことがガイドのトリガーになり観光客はルートやスピードを気にせずぶらぶらできます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域の人は、観光客への気配りを音声ガイドに加えることができます。イベントがある時には交通量が多くて歩きにくくなる道ではなく趣きのある静かな小道を紹介したり、暑い時期に日差しが強いところでは日陰に誘導してからガイドを流したりなど、「おもてなしの心」で案内します。その結果「もう一度来たい」という高い満足度を本製品体験者の8割以上から得て、リピーターが増えることで地域の活性化につながっています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本製品は、地域の人自らが良品質のガイドを作り提供するサービスです。制作費用がかかり頻繁な情報更新が難しい出版社や広告代理店などは必要ありません。自分たちで、季節やイベントごとに合わせたコンテンツをタイムリーに提供することができます。テキスト読み上げ技術を活用し、コンテンツを作成しながらどのように聴こえるかを繰り返し確かめ改善することで、継続的に観光情報を育てていくことが可能です。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域の人と観光客が自然につながり、絆を育んでいくという新しい観光のあり方を提案し実践しています。ただ歩いているだけでは通りすぎてしまう風景やお店、足元の石ころも、音声ガイドからエピソードを知ることで価値が生まれ、町や人との出会いに変わります。観光客だけでなく、地域の人自身も町の新たな魅力を発見していくことが、持続可能な地域をつくる鍵です。本製品は、きっかけと継続するしくみを提供しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

自分のふるさとや住んでいる地域に、誰でもひとつはとっておきの場所や出来事があるのではないでしょうか。旅先でガイドブックやインターネットの情報だけではなく、実風景にふれ、自分の好きな場所やそこでの素敵な出来事を、色々な人に体験してもらえたらとても嬉しいことだと思います。私自身も地域に生きる人として、また旅行者として共に各地で絆を育んでいきます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

鎌倉、大磯、気仙沼など

審査委員の評価

この新しい観光音声ガイドサービスは、従来のガイドブックなどの一般情報に加え、地元の人だけが知る名所や情報を知ることができるサービス。印刷物を見ながら行動する必要がなく、視覚が自由になるために活動力が高くなることを期待され評価された。実際に早く導入され、効果を確認したい。

担当審査委員| 南雲 勝志   廣村 正彰   横川 正紀  

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