GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
コミュニティ・デザイン [伝統の継承と展開−会津若松市の地場産業との連携]
事業主体名
東京造形大学大学院
分類
街づくり、都市づくり
受賞企業
東京造形大学大学院 (東京都)
受賞番号
13G110962
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

福島県会津若松市には、漆や張り子など歴史に育まれた多くの地場産業がある。そのひとつ会津木綿は、かつては地域を示す縦縞のバリエーションを特徴としている。地域性と汎用性を特徴とする縦縞を、伝統や風土などをめぐる現在の視点から見直し、現在の衣服や生活用品だけではなく、プリントパターンとしても多様に展開することを提案した。そのことによって、単体完結型の地場産業から複数連鎖型(クラスター型)地場産業実現に向けての計画を進めている。今回の割烹・田季野の新しいユニフォーム提案を一例として、デザインが内包する触発と連鎖の力を活かし、会津縞の表現方法の広がりと製産物の多様化を目指していく。

プロデューサー

沢 良子、須藤玲子、森田敏昭、福田秀之、保井智貴、長井健太郎

ディレクター

沢 良子、須藤玲子、森田敏昭、福田秀之、保井智貴、長井健太郎

デザイナー

東京造形大学 大学院会津プロジェクト大学院生

利用開始
2013年10月
販売地域

日本国内向け

設置場所

会津若松郷土料理屋:田季野

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

地場産業である会津木綿の伝統的な縞柄を残しつつ現代風にアレンジした織物を製作し、その布を使った郷土料理屋のユニフォームとして製品化した。ユニフォームはハードな仕様にも耐えうるよう機能性を重視し、四季を通して着ることのできる上着、Tシャツ、パンツ、エプロンの組み合わせとした。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

地場産業である会津木綿の伝統的な縞柄を残しつつ現代風にアレンジした織物を製作し、その布を使って郷土料理屋のユニフォームとすることで地域特有の縞柄を残すこと,及び、お店にとってのオリジナリティを表現できた。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

会津木綿を会津で使う地産地消を構築することで、消費の継続性を狙う。また、郷土料理屋でのユニホームに採用されたことによる地元での話題性、及び、観光客に対するアピールによる消費の拡大を計った。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

伝統的地場産業を歴史的価値のある文化として見直し、新たな縞柄による表現方法と郷土料理屋でのユニフォームとして採用された事は、地産地消のシステム構築の礎になり、地域特有のブランディング構築にも繋がる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

東京造形大学が社会が抱えるいくつもの問題に対して、少しでも解決できるよう、または、一助となれるよう、その方法論を学生とともに見いだす事を研究していきます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

会津若松郷土料理店 田季野

審査委員の評価

大学院の授業の一環として始まったプロジェクト。地域と地場産業が抱える問題を分析、把握して具体的に製品として採用されるところまで進めたところが評価された。特に会津若松は震災後の風評被害もあり、難しい課題が重層したところに、地域産業の今後に明るい可能性を見出した。今後の継続的な活動と幅広いデザインの活用を期待したい。

担当審査委員| 南雲 勝志   廣村 正彰   横川 正紀  

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