GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
建物 [新潟日報メディアシップ]
事業主体名
株式会社新潟日報社
分類
産業領域のための空間・建築・施設
受賞企業
株式会社新潟日報社 (新潟県)
株式会社石本建築事務所 (東京都)
受賞番号
13G100892
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新潟県随一の新聞社である新潟日報社の本社屋を核とし、ホール、放送スタジオ、展望フロア、商業、文化・交流、オフィス等が複合した超高層ビルである。中心市街地を活性化する情報・文化・交流の拠点施設となることが企図された。かつて日本海の盛んな物流・交流をもたらした北前船をデザインモチーフとして、風を受けた帆のように弧を描く外観を特徴としている。新潟の気候特性や新聞社のワークスタイルに適した環境負荷低減技術を取り入れている。「現代の北前船メディアシップ」をコンセプトに掲げ、みなとまち新潟の歴史や文化を象徴し、県民や訪れる人に親しまれるエコロジー・ランドマークタワーとなることを目指している。

プロデューサー

株式会社新潟日報社 代表取締役社長 高橋道映

ディレクター

株式会社石本建築事務所 プロジェクト推進室 福地拓磨

デザイナー

株式会社石本建築事務所 プロジェクト推進室 矢作隆行

詳細情報

http://www.niigata-mediaship.jp/

利用開始
2013年4月12日
販売地域

日本国内向け

設置場所

新潟県新潟市中央区万代3-1-1

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

みなとまち新潟の歴史や文化を象徴するランドマークタワーによって、新潟の新しい都市的な風景を体感できる。2層吹抜けのエントランスホール周辺にイベントスペースや放送スタジオ、ホール、飲食店、観客席、マルチスクリーンなどの多様な機能が配置されており、交流やにぎわいの場を提供している。最上階では山、海、街並みの風景を360度パノラマで展望することができる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

新聞社の本社機能だけではなく、また従来型の大型商業施設でもない、人・モノ・コト・情報が行き交い、情報受発信拠点、学術・文化のカルチャー拠点、コミュニケーション拠点となる多機能複合施設を目指している。低層部の1-7階と最上部の19,20 階は一般に開かれた文化・交流・商業フロアとして、各所にイベントスペース・カンファレンスホール・屋上テラス等を配して集客やにぎわいの場を創出している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

新聞社本社機能やオフィスを中心とした「働く場」、カルチャースクールや大学サテライトや展示等の「学びの場」、ホールやイベントスペースや飲食などの「コミュニケーションの場」が多様な人を集めることで周辺エリアを含めた利用人口増加をもたらし、地域経済活動の促進と中心市街地活性化へ貢献している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

新潟日報社は環境保護・啓発活動「地球の守り人」の事務局を務め、企業CSRとして新潟日報社環境宣言を発表している。最新技術の導入や企業としての環境保護活動が認められ、国土交通省の住宅・建築物環境対策事業費補助事業に採択されるなど、環境負荷低減に優れた計画となっている。建物運用開始後はエネルギー消費の見える化、シンポジウムの開催など、入居テナントや地域企業、市民を巻き込んだ省CO2活動を展開していく。

ユーザー・社会に伝えたいこと

現代の北前船として、みなとまち新潟の水辺空間と調和した景観を創出して、地域の歴史や文化を象徴するランドマークタワーとなること、そして県民・読者に親しまれ、新潟にあらたな活気をもたらすことを目指しています。また低炭素社会を実現する地方都市の新しいモデルとして、環境意識の啓蒙が波紋のように広がっていくことを望んでいます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

新潟県新潟市中央区万代3-1-1
新潟日報メディアシップ

審査委員の評価

地方都市の新聞社の本社機能を核とし、ホール、放送スタジオや商業施設を含む複合施設である。かつて日本海で貿易船として活躍した北前船をデザインモチーフとして、風を受けた帆のように弧を描く特徴的な外観が特徴的である。構造的には工夫が必要になってくるではあろうが、高層ビルの魅力は上層階からの眺望にあり、その意味においてもトップヘビーなシルエットは理に叶っている。歴史の継承と新しい技術が融合したデザインである。

担当審査委員| 千葉 学   乾 久美子   高橋 晶子   安田 幸一  

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