GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
UR賃貸住宅 [MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト]
事業主体名
独立行政法人都市再生機構
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
独立行政法人都市再生機構 (神奈川県)
ムジ・ネット株式会社 (東京都)
受賞番号
13G090868
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この3団地は、築33~45年経過した団地(全534~1,225戸)です。その為当時のUR基準に則っており、立地、敷地内の豊かな植栽や共有スペース、通風や採光を確保する配棟計画等、今では得難い魅力あるインフラを備えています。ただ築年数の古さから間取りや仕様が一部現代の暮らしにそぐわない点は否めず、入居者の高齢化も課題となっています。その解決策としての当リノベーションは、壊しすぎず作り過ぎないことで、賃貸住宅でありながら住まい手が自由に編集できる余地を残し、同時にコストを抑えています。今後このような賃貸団地が普及することで、「借りて住む」ことの新しい価値付けの可能性を示唆する取組の提案です。

プロデューサー

独立行政法人都市再生機構 西日本支社 田宮正太+ムジ・ネット株式会社 川内浩司

ディレクター

暮らしの良品研究所 土谷貞雄+株式会社オープン・エー 馬場正尊

デザイナー

独立行政法人都市再生機構 西日本支社 長谷川晋一+ムジ・ネット株式会社 豊田輝人

詳細情報

http://www.muji.net/ie/lifestyle/project_osakadanchi/

利用開始
2013年3月
価格

52,500 ~ 97,500円 (賃貸価格/月)

販売地域

日本国内向け

設置場所

大阪府大阪市都島区毛馬町二丁目11番他

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

全てを新品に置き換えてしまうのではなく、ずっと使われてきた木製ドアや、柱・敷鴨居など、視覚や触覚から人々の記憶に残っている部位を残すことで、どこか懐かしい感じを大切にしました。また、元々畳が多用されていましたが、それらもフローリングに貼り変えてしまうのではなく、麻と樹脂を採り入れた新開発の畳を採用し、床座・椅子座両方の生活スタイルに対応できるようにしました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

団地は、日本の住宅の歴史をつくってきた建物です。人それぞれに色々な思い出があるに違いありません。古い建物の記憶を残しながらも、最小限のリノベーションで新たな時代の暮らし方にあわせていく。壊して新しい建物をつくるのでなく、直して住み続ける。賃貸住宅でありながら、使い方によって可変するキッチンなど、暮らし方を自分流にアレンジできる。借りて住むことが新しい暮らしの選択肢となりえることを提案します。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

UR賃貸団地は全国に76万戸あり、そのうち1970年代までに建てられた物件は40万戸にのぼります。確かにこれら古い団地は、仕様や間取りで時代にそぐわない部分もありますが、緑も多く、通風や採光に優れた配棟計画、立地条件等、今では得られない価値があります。これらの素性の良い住宅を壊さず、最小限の効果的なリノベーションにより再生していく取り組みは今後の住宅の新たなスタンダードとなる可能性を持っています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

住宅業界では、スクラップ&ビルドを見直そうという機運の中、「リノベーション」という言葉・概念もかなり定着してきました。しかしそれは個人の「持ち家」に関してが主であり、まだまだ量的には横ばい状態です。当プロジェクトでは、UR団地という大量かつ古い社会資産を通常の入退去補修程度の費用で再生する取組であり、これが「標準化」すれば、大きな環境負荷をかけずに既存住宅の質の向上を、大量にはかる事ができます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

団地は、日本の住宅の歴史をつくってきた建物です。人それぞれに色々な思い出があるに違いありません。古い建物の記憶を残しながらも、最小限のリノベーションで新たな時代の暮らし方にあわせていく。壊して新しい建物をつくるのでなく、直して住み続ける。賃貸住宅でありながら、暮らし方を自分流にアレンジできる。借りて住むことが新しい暮らしの選択肢になりえることを提案します。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

UR梅田営業センター(06-6346-3456 大阪市北区梅田2-2-22)
無印良品の家 みんなで考える住まいのかたち MUJI×UR 団地をリノベーションする住まい
UR都市機構  MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト
無印良品の家住まいのかたちアンケート 第3期第5回「団地について」のアンケート 結果発表

審査委員の評価

古い公団住宅は、住戸面積の割に間口が広く、低層で住棟間隔もゆったりしているなど、高い居住性能をもっている。「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」では、そのアドバンテージを生かし、基本的には一室空間にしながらも、押し入れのフレームや柱を残して、以前の住戸がもっていたスケールと質感がさりげなくのこされていて、リノベーションならではの味わいがさりげなく表現されている。シンプルなインテリアと家具の相性もよい。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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