GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [ローレルアイ恵比寿ピアース]
事業主体名
近鉄不動産株式会社/株式会社モリモト
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
近鉄不動産株式会社 (大阪府)
株式会社モリモト (東京都)
受賞番号
13G090860
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

恵比寿は東京の中でもとくに感性の高い「人」たちの集まる「場所」として知られている。「人」によって「場所」の空気が変わり、「人」は「場所」に建つ「建築」をも変える。「人」は「場所」と「建築」にエネルギーを与え、逆に「建築」や「場所」は「人」に訴えかける。恵比寿に建つ「建築」は、より積極的に「人」や「場所」に訴えかける何かが必要だと考えた。それは開放感のある「Display」のような「建築」。住む「人」と集まる「人」たちを繋ぐ集合住宅とし、感性の高い「人」のありのままを映す「Display」によって、恵比寿に集まる「人」たちや恵比寿という「場所」に影響を与え続けていくことを目指した。

プロデューサー

近鉄不動産株式会社首都圏事業本部 常務取締役本部長 田中 孝昭

ディレクター

株式会社IAO竹田設計

デザイナー

株式会社プランテック総合計画事務所

竣工
2013年2月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区恵比寿1丁目30-1

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

「Display」を最大限に確保するため階高3.46mとし、リビングルームは天井高2.7m、同時に水周りや廊下についても天井高2.4mを実現している。居住空間の豊かな体積は「人」にゆとりと安らぎを生む。加えて圧倒的な開放感のあるサッシ=「Display」からは、豊かな太陽光とともに外から様々な情報を受け取ることができる。ここに住む感性の高い「人」に『豊かな体験』を提供する価値創造を目指した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

本物件は45度振って配置されている。この角度によってまわりのビルとの正対が避けられ、三角形のスペースが生まれた。三角形は奥行きのある空間として認知され、正対しないことと奥行きの空間によって、ここに住む「人」に『やさしさ』と『他者への配慮』が育まれることを想定した。「Display」は実生活の露出ではなく、「人」の生活の演出が本物件を通して実践され、スタイルとして映し出されていくことを目指した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

ビルに取り囲まれた都心ならではの敷地形状から建物配置を45度振ることで圧迫感を解決し、2層吹抜けの「Display」のような高さ5.6mのガラス面エントランス、開放感と明るさを際立たせた角住戸の確保、広いサッシの実現、圧倒的な天井高、そして奥行きのあるランドスケープを実現。規定のプランニングでは成し得なかった今までの都心集合住宅にはない『豊かで良好な居住空間』を追求し、そしてそれを達成した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

建物配置を45度振ることで道路や隣地との間にやわらかく接続された三角形の空間が生まれた。この空間に針葉樹を規則的に植樹することで深みのある緑地帯を設えた。規則的で深くどこまでも続く針葉樹林のイメージ。都心部の高密度によるストレスを和らげる奥深い針葉樹林は、社会にやさしさを提供し『永く愛される「建築」』となることで長期的視点から見た地球環境へのやさしさを提供する。

ユーザー・社会に伝えたいこと

より快適な暮らしを望む i (私)を主役に、個性(individual)を表現し、好奇心(interest)を満たし、刺激(inspire)にあふれた時間を過ごす場所をご提案。「Laurel i (ローレルアイ)」が、都市に新しい価値観を創出いたします。

審査委員の評価

東京山の手の都心に立地する開放的な集合住宅である。近くに小さな川が通っていることと、敷地が不定形であることを活かして、建物配置を南北の軸線から対角線状に回転させ、建物周囲に適度な距離を残すことによって、すべての住戸を外部に開放している。日射や通風よりも都市への空間的な開放性を最優先した、都心ならではの集合住宅である。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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