GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [パークタワー芝公園]
事業主体名
三井不動産レジデンシャル株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
三井不動産レジデンシャル株式会社 (東京都)
受賞番号
13G090855
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本物件は芝公園、増上寺に隣接し、都心に位置しながら歴史と文化、豊かな緑に囲まれた敷地に建てられた98戸のタワー型マンションであり、「公開空地の確保」「隣接する公園と公開空地の一体整備」「積極的な緑化の確保」「防災機能の強化」「省エネルギー対策の向上」「周辺環境に配慮した外観デザイン」等様々な項目を設計段階より近隣住民や行政と協議を重ねながら進めた計画である。都心に様々なマンションが創られている一方で人の繋がりが失われている現代、周辺住民の方々とマンション入居者の新たなコミュニティー創造と環境向上を目指した。

プロデューサー

三井不動産レジデンシャル株式会社 開発事業本部 都市開発一部 部長 山田 貴夫

ディレクター

清水建設株式会社 設計本部 集合住宅設計部 山下 英樹、中村 新

デザイナー

株式会社フィールドフォー・デザインオフィス 大久保 敏之、北島 暢哉

利用開始
2012年12月25日
価格

5,000万円台 (最多販売価格帯)

販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都港区芝3-12-4

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

本物件は「東京都福祉のまちづくり条例」の努力義務に適合しており、高いバリアフリー性能を持った建物として計画されている。また東側道路(旧二項道路)に面して歩道状空地を設け、歩車の分離により本マンションの住民のみならず近隣の人々の安全性にも配慮している。中間階には全ての住民が都心の美しい景観を享受できるよう共用ラウンジを設置し、利用者に安らぎだけでなく創造性を誘発する空間を提供している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

本物件の住戸プランにおいて、生活の中心となるリビング配置は恵まれた景観との繋がりに配慮し計画された。「ハイサッシ」「ワイドフロンテージ」により最大限に魅力を引き出されたリビングは、家族が常に集う空間とした。また空地の一部は、近隣との協議を経て、入居者との間で新たなコミュニティが育まれるよう既存公園との一体的整備により憩の空間を創造した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

本物件は「境界梁ダンパー(制震性の高い梁)」及び「スロッシングダンパー(屋上に設置した制震設備)」という構造的先進技術を採用しており、これによりスリムな平面計画を実現し、空地確保という課題を解決している。都心の限られた狭小敷地に多くのマンションが計画されている現代、求められる住空間を確保しながら空地や緑化を積極的に創出し環境の向上に貢献するための回答の一つを示すことができたと考える。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

中間階に計画された共用ラウンジと外部の公開空地はコミュニケーションの場としてだけでなく、防災時の避難場所としても想定されており、更に防災備蓄倉庫も完備することで社会基盤の強化を目指した。又ガラス・断熱材は住宅性能評価省エネ等級4相当の性能を持ち、共用照明もLEDを積極的に採用。エネルギーの省力化の意味でも社会への貢献を果たしている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

本物件は「既存の環境や人々」と、「新しく創られる建物と住民」との繋がりを大切にして計画が進められてきた。私達が創りだした新しい環境が、人々の繋がり広げ、素晴らしい環境の拡大に貢献していくことを切に願う。

審査委員の評価

都心の高層マンションという枠組みの中で、極めて難しい構造を巧みに構築しており、デザインも洗練されている。ともすれば失われがちな住民どうし、また近隣住民とのコミュニティ形成に特に配慮した計画と、そのプロセスを実現しており、周辺環境の向上にも寄与する提案である点が高く評価された。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

ページトップへ