GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
分譲戸建て住宅 [タマスマートタウン茨木]
事業主体名
タマホーム株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
タマホーム株式会社 (東京都)
受賞番号
13G090847
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大阪の郊外、茨木市の山手台ニュータウンの隣接地を造成して計画された総開発面積・約6万坪、577戸全てが「創エネ、蓄エネ、省エネ」発想かつ長期優良住宅のスマートハウスで創るビックスケールの街。緑豊かな丘陵地の環境を活かした自然との共生、低炭素社会の実現に向けた地球環境との共生、タウンコミュニティを醸成する地域住民との共生という3つの共生をテーマに、「新しいふるさと創り」を実践するプロジェクトである。スマートハウスとしてフルスペックでありながら、リーズナブルな価格帯で購入できる上、緑に映える美しい街並みデザインやコモングリーン、コモンライティング等、暮らしの魅力を高める工夫が盛り込まれた街である。

プロデューサー

タマホーム株式会社 代表取締役会長兼社長 玉木康裕

ディレクター

タマホーム株式会社 代表取締役会長兼社長 玉木康裕

デザイナー

タマホーム株式会社 営業本部副本部長 関西地区本部本部長 小野和則

詳細情報

http://www.tamasma577.com/

発売
2012年6月10日
価格

2,780 ~ 3,780万円 (太陽光発電、エコウィル、蓄電池設備、植栽・外構含む 総事業費180億円)

販売地域

日本国内向け

設置場所

大阪府茨木市山手台新町1丁目〜3丁目

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

敷地面積・約6万坪の広大な敷地は、通過動線のない閑静かつ安全な立地である上、環状の幹線道路のほか放射状に広がる美しい街路設計により、街区内を走る車のスピードが抑制され、歩行者の安全に配慮されている。緩やかに曲線を描く街区は、そのまま建物の配置、街並みデザインにも連続し、周囲の豊かな緑と大きく広がる青い空に映える美しい街並み景観は、自然豊かなこの場所に生活する人々の創造性を育む空間を提供している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

街区の中心部には、この街で暮らす多世代の人々が集う「さとやま絆パーク」を配置するとともに、桜並木のある緑道、アジサイ池パークなど、1万本の木々が植樹された美しいランドスケープデザインによる公共広場空間が用意されている。加えて、幹線道路沿いの住戸からは公共空間に緑を供出し「街のみんなの緑」となるコモングリーンの発想を導入し、街全体の緑量をアップさせると共に、緑がつなぐ住民コミュニティを醸成している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

省エネ発想の街であるが、街に生活することの楽しさや潤いまでも削ぎ落す事を良しとしてない。夜の美しい景観デザインと防犯を考慮し、幹線道路に埋め込んだ青色LED照明、各住戸の軒裏をライトアップする常夜灯機能を持たせたLED照明など、コモンライティングの発想を導入し、街の魅力度を向上させている。これは安価で高効率のLED照明の普及により実現可能となった訳であるが、スマートタウンとの親和性が高いと考える。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

エネルギーの自給自足によるCO2排出削減、光熱費の節約、子どものエコ教育など、スマートハウスだからこそできる各家庭での小さな社会貢献活動が積み重なり、全577世帯というビッグスケールの街として、大きなムーブメントを誘発する。これは半世紀前につくられた、いわゆるニュータウンとは異なる新しい街づくりの価値を生み出すことになり、本計画は、その先導的なプロジェクトとして社会的に評価されていると考えている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

震災以降、住宅に対する人々の価値観は大きく変わってきた。生活に必要なエネルギーや環境を他者に依存することなく、持続的かつ自立的に確保できる住宅や街づくりが求められている。本プロジェクトでは、この社会的使命を実現し、かつ社会への影響力の大きいビッグスケールの街づくりにおいて実践してきた。私たちの意思を受け継いで、この街で暮らす住民が少しでも地球環境やエネルギー問題に関心を深めてくれる事を望んでいる。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大阪府茨木市山手台新町1丁目〜3丁目
タマスマートタウン茨木 公式ホームページ

審査委員の評価

ここに取り込まれた「スマートハウス」としての設備そのものは、とりたてて新規なものではないが、そのコンセプトが住戸の外観や街並みにも適切に表現されている。切妻を主としたシンプルな外観の住戸に、電柱もなく、塀のなく、戸々の住戸の緑やそのまま街並みの緑となるような構成も好ましい近隣住区の雰囲気をつくっており、日本の戸建て住宅地の可能性を示している。「スマートハウス」がひとつのコミュニティを繋ぐコンセプトになっている点も評価できる。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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