GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [みずみずシーン]
事業主体名
山佐産業株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
山佐産業株式会社 (鹿児島県)
受賞番号
13G090816
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

現代の暮らしは外と内を遮断して、明確な「境界線」をつくるように家づくりは進んできました。塀の外は他人やパブリックというのが通常の考え方です。でも考えてみると、その2つの間にはたくさんのあいまいな領域があったのがかつての日本の風景です。 人と街と自然との「境界面」ともいうべき「水辺」を、人と人、人と自然界をつなぐ場として捉えました。 「境界線」のお互いに離れようとする意識や動きとは全く逆の方向で、個で楽しむ場でもあり、人が集まり公でも楽しむ場でもあり、また自然の恵みを手に入れることができます。

プロデューサー

山佐産業株式会社 代表取締役社長 佐々木典明

ディレクター

山佐産業株式会社 住宅本部 郡山憲司

デザイナー

竹下伸一、塩浦寿朗、岡本大樹、郡山憲司

詳細情報

http://www.yamasahouse.co.jp/corner/builthouse/1476

利用開始
2012年6月
販売地域

日本国内向け

設置場所

鹿児島県薩摩川内市天辰町

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

樹々の下を歩いたり、鳥の声を聴いたり、そこを通り抜ける風に触れるだけで、感覚が研ぎ澄まされ、忘れていた身体的な能力が呼び戻されることもあります。そこには、人間が生きていくための活力源になるようなさまざまなことが潜んでいると思います。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

プライベートとパブリックの部分をわけつつ、お互いに空間を共有し気配りすることで、お互いの目が届くようなコミュニティとなることを目指しています。そうしたことが面倒だという人も、またそう思う時もありますが、そうしたことにもお互いに気配りしながら、ちょっとした会話をすることに慣れてくれば、心地よい距離感でお互いが過ごせるようになると思います。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

家は人の生活の起点です。人と街がつながり、豊かなコミュニケーションの中にある生活は、外に向けての意識が高まります。「外に開く」という意識からたくさんのコミュニティが生まれ、購買や娯楽を楽しむことでサービス産業の発展や新たな産業を生み出していく街をつくることができます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

水はそれ自体が循環するだけでなく、さまざまなモノを運び、浄化し、地球上のあらゆるものの循環を助けています。水を大事にすることは、自然を大事にすることであり、全ての生命を大事にすることにもつながります。また、生活の起点となる家があり、その延長に街があり、社会があると考えると「水辺」が街に広がれば水の気化熱による気温上昇を抑える効果で地球環境にも優しくなれます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

どんなに便利なモノに囲まれても、人は自然とかけ離れては生きていけません。自然とつながることは、人としての健全な姿に立ち戻ることです。家族だけの空間で過ごす楽しさも確保しながら、さらに一歩進んで街や地域、自然とのつながりを楽しむことを目指したいです。その「関心を持つ」という関係性は社会全体の豊かさにもつながると考えます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

鹿児島県薩摩川内市天辰町

審査委員の評価

住宅に水辺を作るというのは実に気持ちを豊かにする提案である。水があるだけで、暑いときには涼やな気持ちになれたり、また水に映る空を感じたり、さざ波から風を感じたりと、自然を身近に感じることができる。水がまた人が集まるきっかけとなることもあるであろう。水辺と水辺にある縁側を通じて外と中が繋がっている様も実に気持ち良さそうであり、内部の設えも丁寧にデザインされていることが伺える。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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