GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
エコ住宅 [コバケンLABO+パッシブデザインパターン26]
事業主体名
株式会社小林建設
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
株式会社小林建設 (埼玉県)
受賞番号
13G090811
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

パッシブハウスの実験・体感・展示住宅「コバケンLABO」は、断熱性、遮熱性、気密性に優れた高性能の省エネ住宅をベースに、太陽の熱や光、自然風、地冷熱など自然エネルギーの活用や設計の工夫により、気候・風土を上手に取り込んだエコ住宅である。アレグザンダーのパターン・ランゲージを参考に、パッシブハウスのデザイン要素を、AからZまでの26のパッシブデザインパターンとしてまとめ、「コバケンLABO」に組み込み、見て、触れて、体感できるようにし、またそれぞれのデザインパターンの環境影響評価得点を明示し、それぞれの顧客自身が選ぶことで、居住環境、ライフスタイルに合ったベストなパッシブハウスを完成させる。

プロデューサー

小林 伸吾

ディレクター

小林 伸吾

デザイナー

小林建設一級建築設計事務所+エムエスディー

詳細情報

http://www.kobaken.info/

発売
2013年2月13日
価格

2,000 ~ 3,000万円

販売地域

日本国内向け

設置場所

埼玉県・群馬県

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

①「あついぞ」熊谷のように主要販売エリアである北関東は、夏の暑さ冬の寒さが厳しい地域である。こうした風土の中で、夏涼しく、冬暖かい、快適な住まいを提供する。②木や紙、畳など自然素材を多用した内装で、身体と心にやさしく、シックハウス症候群の心配もない安心の住まいを提供する。③住宅内の温度がほぼ均一で、浴室も暖かく、脳血管障害などの原因となるヒートショックを受けない、安全な住まいを提供する。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

①環境への負担を減らし、消費電力量も少ないので、光熱費の負担が少なくしながら、快適に暮らすことができる住まいを提供する。②耐久性がある材料と構造、フレキシビリティーある間取りで、長く住み継ぐことができる価値ある住まいを提供する。③大開口ガラスの土間蓄熱サンルームとリビングは、外部と空間的に一体となる設計となっており、自然と一体になった四季のうつろいを楽しむことができる住まいを提供する。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

①地域に根差した中小工務店にしかできない、時代の要請に即した住宅と営業設計システムが提供でき、大手住宅メーカーと競争しなければならない中小工務店の今後の事業の継続を可能とした。②地域の木材を多用するので、地元の林産業、木材加工産業を活性化させることができる。③地域の家具製造業者、専門工事業者と連携し、その巧みな技を活かした住宅を作るので、地域の住宅関連産業を活性化させることができる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

①太陽の熱や光、風など自然エネルギーを活用し、長く住み継ぐことができる住宅は、低炭素社会、持続可能社会の実現に寄与できる。②ヒートショックがないほぼ均一な温度と、柔らかい肌触りの自然素材の床材など高齢者にとっても安心・安全・快適に暮らせる住宅で、高齢社会に対応した住まいが提供できる。③地元の山の木材を使った住宅を建てることで山林の手入れがいきとどき、地域の自然環境を守ることができる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

太陽光発電パネルと蓄電池と売電で、電気使用量をゼロにするスマートハウスが人気であるが、38円といった買取価格はあくまでも10年間に限ったもので、ドイツがそうであったようにその後はわからない。パッシブデザインでの工夫は、細々したもので効果も定量的な計測が難しく、評価が定まっていないものもある。パッシブデザインは、いきなり大きな成果を狙うのでなく、細かいことでもこつこつとやる姿勢が重要である。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

コバケンLaBO  埼玉県本庄市児玉町児玉2454-1番地
正直に作る木の家

審査委員の評価

パッシブハウスの仕組みをアレグサンダーのパターンランゲージに習って、その性能とデザインアイテムに分解し、さらにそれを実験住宅によって体験させ、居住者が自らその性能やデザインを理解しながらエコ住宅の計画に積極的に参画できる仕組みをつくっている。その仕組みとともに、エコ住宅のデザインパターンとして選択されたモチーフも環境との共生が洗練された形で自然にデザインにとりこまれており、評価できる。

担当審査委員| 難波 和彦   篠原 聡子   手塚 由比   古谷 誠章  

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