GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
介助支援型浴槽 [wells 縦置き浴槽]
事業主体名
積水ホームテクノ株式会社
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
積水化学工業株式会社 (東京都)
積水ホームテクノ株式会社 (大阪府)
受賞番号
13G070687
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

介護施設の浴室において、浴槽のレイアウトを可変させることで様々な入浴介助(シャワーキャリーでの入浴、手すりで介助者が誘導する入浴など)に柔軟に対応可能な介助支援型浴槽。従来の固定された浴槽では不可能な高齢者の身体特性や介助者の動作に合わせた効率のよい浴槽レイアウトに可変対応。ユニットバスでは困難だった浴槽の縦置きレイアウトを採用、3方向からの理想的な介助を可能とし、省スペースかつ効率的な移動動線を確保。高齢者の快適で安全な入浴への配慮と介助者の身体的負担を軽減する機能を有し、新たな入浴介助のかたちを実現。

プロデューサー

積水ホームテクノ株式会社 事業統括部長 宇多晃彦

ディレクター

積水ホームテクノ株式会社 デザイン部長 高川彰

デザイナー

積水ホームテクノ株式会社 デザイン部 高橋純、似鳥剛/開発部 齋藤浩之、滝川光紀、守谷淳、落合辰雄、三上彩、飯野武寛

詳細情報

http://www.kaigoshien.com/

発売
2013年4月1日
価格

260 ~ 288万円 (wells 縦置き浴槽を含んだユニットバス本体価格)

販売地域

日本国内向け

設置場所

自社ショールーム

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

高齢者の身体特性、介助者の動作に合わせ、浴槽レイアウトを右・左・中央置きに可変。楽な姿勢での入浴と介助を可能にした。また、退浴時の高齢者を浴槽内から引き上げる動作に起因する介助者の腰への負担に配慮し、2段階で引き上げるためのステップを装備。一旦ステップへ引き上げ、次に浴槽上縁のシットレストまで引き上げる2段階の動作にすることで、腰に掛かる負担を軽減。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

介助入浴における快適さと安全・安心を提供。具体的部位として、軟質素材のシットレストは、シャワーキャリーと浴槽間の安全な移乗を可能にし、浴槽縁のしっかり握れるグリップは、安定した姿勢を保持、安全性を向上。また、浴槽底面と洗い場を同じ高さとし、跨ぎ入った時に違和感のない安心の入浴が可能。浴槽底面の凹凸パターンは滑りを防止、安全性を向上。追焚き口は入浴の妨げにならない位置に配置、快適性を向上。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

介助の効率化や肉体的な労働負担が軽減されることにより、労働時間の短縮や省力化、離職率の低下が期待できる。安定した人材の定着は、サービス品質の向上、経営資源損失の回避など、介護サービスが抱える問題点の解消へ波及する可能性を持っている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来の施設然とした入浴環境を見直し、心身ともにゆったりくつろげ、負担の少ない快適な入浴を提供することで、身体機能の低下とともに入浴など日常の生活行為が億劫になっていく高齢者の自立を促し、超高齢社会における生活の質の維持向上に貢献。

ユーザー・社会に伝えたいこと

超高齢社会が抱える様々な問題が遠い未来の他人事ではなく、自身の生活に直接関係する問題として強く意識し、日々の生活と密接な入浴という行為を切り口に、快適な入浴環境の創造を通じて、現在から未来まで、すべての高齢者のクオリティ・オブ・ライフ実現に寄与したいと考える。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

積水ホームテクノ株式会社 ショールーム
積水ホームテクノ株式会社
wells 介護支援ドットコム

審査委員の評価

介護施設における入浴介助の現場では、さまざまな身体的特性、介護者の動作を伴うが、浴槽そのもののレイアウトを可変させるという発想、システムの実現によって、介護者、被介護者が活動する現場をサポートしている。ユニットバスでもレイアウトが可変することにより、浴槽の縦置きを可能とし、軟質素材や、ラウンドフォーム、フットレストの採用などにより、入浴者への配慮や安全確保と、介護者の腰にかかる負担軽減、作業効率を改善し、入浴者、介護者ともにやさしいデザインとなっている。高齢化社会において、介護施設の環境改善および、被介護者と介護者の精神的、身体的な負担軽減は大変重要、かつ喫緊に対応していくべき課題であるなか、日々の営みの中にある現場に目を向けた解決案、デザインとして評価した。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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