GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
診療所向けデジタルX線画像診断システム [コニカミノルタ Unitea α/ AeroDR]
事業主体名
コニカミノルタ株式会社
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
コニカミノルタ株式会社 (東京都)
受賞番号
13G070668
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

医療のIT化を目指すクリニックに最適な、無線接続カセッテ型DRをコントロール可能でSaaS型電子カルテ機能の搭載も可能な医療用画像オールインワンシステム。AeroDRはこれまで普及していたCRに比べ約半分のX線照射量でも高画質の診断画像が得られる。Uniteaαはコンソール/ビューア/ファイリング機能に加えSaaS型電子カルテ※も搭載可能で、診断用画像とカルテ情報の一元管理を容易にした。また、オプション利用によりiPadを用いたDRの簡易コンソールが可能となり、院内・院外を問わない医療データの参照も実現した。※ライフサイエンス コンピューティング(株)「OpenDolphinクラウド」を使用

プロデューサー

コニカミノルタ株式会社ヘルスカンパニー 商品企画統括部 宮谷宏、青柳繁、小川雄大/医療IT・サービス事業開発部 上田豊、奥沢二郎/開発統括部デバイス開発部 滑川寛、角誠

ディレクター

コニカミノルタ株式会社 デザインセンター 河村透、糟谷千里、南原二郎

デザイナー

コニカミノルタ株式会社デザインセンター 三井整、入谷悠、林美由紀+株式会社SIFCA 渡辺寿明、赤堀篤弥+株式会社アクシス 渡辺一人、中村麻衣子

詳細情報

http://www.konicaminolta.jp/about/release/2013/0110_01_01.html

発売
2013年1月10日
価格

27,000,000 ~ 34,000,000円 (Aero DR パネルサイズやサービスプランにより異なる。定額支払い方式もあり。)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

CRを含め既存のX線装置は撮影のたびにカセッテ入れ替えが必要だったが、DRシステムは入れ替え不要なためカセッテを運んだり入れ替える身体的な負荷が軽減される。また、オプションではあるがiPadを使用して画像閲覧や説明が可能なので、ベッドで休んでいる患者にわざわざモニターの前まで来てもらう必要がない。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

これまでは電子カルテと画像ビューアが別システムだったためPCとモニターが各1台必要だったが、カルテとの統合により1台になることで医師のデスクトップが広く活用できるようになった。さらにDRシステムは無線で直接データを受信でき、読取装置を置くスペースが不要になった。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

これまで紙カルテやX線読取装置、PCやモニターなどに大きな設置スペースを確保し、それぞれの機器への高いリテラシーが必要だった医療システムをコンパクトで簡単な操作で提供し、支払いも定額課金方式も選択可能にすることで、規模の小さなクリニックでも導入を容易にした。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

フィルムを使用中のクリニックはもとより、CRや電子カルテなど古い世代のシステムを使用中のクリニックでも、本システムを導入することでモニターやPC、カセッテなどの設置スペースが最小化され、院内の環境改善が期待できる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

高齢社会の到来や慢性的な医師不足により、効率的な医療の仕組みが必要となっている。一方で患者に対して十分なインフォームドコンセントが必要となるなど、医療の量も質も確保しなくてはならない。そうしたクリニックに最小限の設置スペースを可能とし、高品質な画像に基づいたコミュニケーションが出来る医療製品の提供を通じて、より良い医療を受けられる地域・社会を実現したい。

審査委員の評価

医療現場のIT化が進んでいるが、複数の機器やシステムをまたぐデータ連携において課題も多い。本システムは診断画像の管理だけでなく、電子カルテも統合化することで、患者データを一元管理できるオールインワンの先進的なソリューションとなっている。X線画像診断がアナログからデジタルへ移行していく中で、同社のDRのシステムは高画質の画像による診断精度の向上と作業の効率化、患者の被曝リスクの低減、また高いスペース効率化を達成してきた。加えて今回、統合化されたアプリケーションが連携することで、ひとつのX線診断ソリューションとして完成されたサービスを提供していることを評価した。また、操作性を考え従来からのUI作法は踏襲しながらも、タブレット端末などを使った新たな利用価値を提案しているなど、たゆまぬ新たなチャレンジへの姿勢も評価したい。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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