GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
高生産性無人化ストッカシステム [マザック・モジュラテックシステム]
事業主体名
ヤマザキマザック株式会社
分類
開発、生産、製造のための機器・設備
受賞企業
ヤマザキマザック株式会社 (愛知県)
受賞番号
13G070651
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

マザック・モジュラテックシステムは、モジュール化された柔軟性の高い長時間連続無人運転部品加工システムである。自動化・省人化を進め、少ない人員で生産量を維持し、さらに生産性を大幅に向上させることにより生産コストを下げ、経営基盤を強化するシステムである。一例として取り上げたこのシステムは「新開発の大型横形マシニングセンタ」「平面パレットストッカ」「多関節知能ロボット」により構成され、市場変化に柔軟に対応できるフレキシブルな生産体制を可能とした。これにより短納期生産を実現、従来に比べ生産リードタイムを60%〜80%近く短縮、そして人件費の大幅削減を実現した。

プロデューサー

ヤマザキマザック株式会社 代表取締役社長 山崎 智久

ディレクター

ヤマザキマザック株式会社 技術生産本部 大口製作所 大口プロダクト 技術ブロック 特注・PMC設計グループ

デザイナー

ヤマザキマザック株式会社 技術生産本部 大口製作所 大口プロダクト 技術ブロック 特注・PMC設計グループ

詳細情報

http://www.mazak.jp/products/fms/ms.html

発売
2013年4月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

高効率化および安全性を優先し、ローディングステーションをはじめとして操作部分には人間工学に基づいたデザインを採用している。オペレーションシステムも特別なソフトウェアを必要とせずにネットワークに繋がった何処のパソコンからでもすべての機能を使うことができ、誰にでも分かり易いシンプルな操作を実現した。さらに24時間対応オンラインサポートセンタにより、操作や修復方法に即時対応できる体制としている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

個人の生活に直接関係しないように思える工作機械であるが、モジュラテックシステムはあらゆる産業に導入されており、モノづくりの基礎を支える重要なマシンといえる。このマシンは例えば、建設機械、航空機、自動車部品、船舶、農業機械、産業機械、医療機器などの産業に導入されており、その生産性を向上させ製品コストを下げることを実現している。それらは暮らしに豊かさをもたらし社会に貢献するものと自負している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

モジュラテックシステムは、市場の変化に柔軟に対応できる設備として、生産量の変化に強い工場を実現するものである。変種変量生産に対応しており、例えば製品の急な設計変更による生産計画の変更がスムーズに行え、さらに新商品の投入にも柔軟に対応し生産できる。納入後でも容易にシステム拡張が可能で、高効率で環境保全に優れた機種となっている。世界市場での自動化ニーズに即した製品開発とモノづくりに対応している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

初期投資を低く抑えた自動化・無人化システムを構築でき、少ない人員によって生産量を維持できるこのシステムは世界中から多くのニーズがある。稼働率を最大限に高め工場の生産性を向上させることにより短納期生産を実現し、生産リードタイムの大幅短縮、人件費の大幅削減を可能とすることがその要因と考える。環境負荷が少なく、生産に応じて据付け後の増設も安易なこのシステムは、新しい生産現場の創出に貢献するものと考える。

ユーザー・社会に伝えたいこと

当社では生産性の画期的な向上をもたらすオリジナリティのある製品開発に努め、最適なトータルソリューションと迅速なサポートをグローバルに提供しています。今回、モジュラテックシステムを市況の変化に柔軟に対応できるフレキシブルな設備として開発し、生産量の変化に対応できる工場の実現に貢献しました。これからも世界のモノづくりの基礎を支える工作機械のメーカーとして新たなチャレンジを続けていきたいと考えます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ヤマザキマザック本社工場 / 大口製作所 機械加工エリア
モジュラテックシステム

審査委員の評価

モジュール化されたセルの設計により、大型部品加工を行う工場における様々な条件に柔軟に対応した、長時間連続の無人運転加工のシステムである。横形のセンター、平面パレットストッカ、多関節知能ロボットという、バリエーションの高いシステムの組み合わせにより、増設や変更等に柔軟に対応し、速い時代の変化に合わせた、製品開発を強くサポートしている。また、パレットの上下収納など、空間に限度のある日本の工場事情に配慮した省フロアスペースの実現など、生産性という面からだけでなく、環境やインフラの面からも、各工場の経営基盤をサポートする。さらに、洗練されたカラーリングと造形により工場の風景を一新するなど、幅広いものづくりの業界に大きく貢献するデザインと評価した。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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