GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
バルブ・ポジショナ [スマート・バルブ・ポジショナ AVP700シリーズ]
事業主体名
アズビル株式会社
分類
開発、生産、製造のための機器・設備
受賞企業
アズビル株式会社 (神奈川県)
受賞番号
13G070630
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

スマート・バルブ・ポジショナは、石油化学、食品、医薬品、半導体などあらゆる工業プラント等の自動運転に使われるコントロールバルブの開閉を制御する装置です。何百台、何千台というバルブポジショナがひとつのプラントで使用され、上位システムとの連携により工業用バルブを安全、確実に開閉制御し我々が日常使用するあらゆるものを生産します。

プロデューサー

アズビル株式会社 長田光彦

ディレクター

アズビル株式会社 稲垣洋輔

デザイナー

アズビル株式会社 本田善郎+株式会社オープンハウス

詳細情報

http://www.azbil.com/jp/

発売予定
2013年12月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

工場、プラントなどの設備機器

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

機械的な造形を抑制し、柔らかな面構成とすることで、設置から運用、保守といった人が直接触れるあらゆるシーンにおいて、けがをしにくくハンドリングできるように配慮しました。また過酷な屋外設置環境において、耐環境性や不必要な誤操作を避けるために設定ボタンはステンレスカバーの内面に収め、表示画面は視認性を確保しつつ、利用頻度を考慮し、過酷な環境から液晶画面を保護するように工夫されています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

本装置はほとんど一般市民の目に触れることはありません。この装置とバルブおよび、プラントシステムが生産するあらゆる原料、素材、生産物が広く社会に行きわたり人々の生活を支えています。本装置の存在なしには社会生活が成立しないといっても過言ではありません。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

高温下の砂漠など過酷な環境で使用されることが多い、バルブ・ポジショナは、内蔵している通信技術や自己診断技術を駆使することにより、上位システムと連携しながら高度なプラント操業を実現するとともに、メンテナンスタイミングを最適化することもでき、プラントの稼働率向上ならびにメンテナンス作業の効率化を実現します。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

バルブの制御特性を改善し、より少ないエネルギーで安全で効率的なプラント操業を実現し地球環境保護に貢献しています。また装置そのものもより少ない空気使用量で動作することにより装置自身の省エネルギーを実現しました。環境に配慮した材料を使用することにより環境負荷低減も実現しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

バルブ・ポジショナは、生活を支えるエネルギーや素材といった産業において生み出されるモノの供給や品質に大きくかかわる装置です。安全ならびに環境保全の重要性が増している時代に、こういう装置が人の代わりに現場で黙々と働き他の装置群とシステムとして連携することにより安全かつ安心できる暮らしを継続的に支えている事実を広く一般社会の皆様に知っていただきたいと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

アズビル株式会社
アズビル株式会社

審査委員の評価

工業プラントで使われるという、コントロールバルブの開閉を制御する装置である。一見ユーモラスなフォルムが特徴的だが、過酷な環境下における耐候性や堅牢性を考えたデザインとなっている。従来の製品に対して、より高度な通信や自己診断機能を有し、保全作業の効率化と共に作業者のメンテナンス作業の負荷を軽減するなど、機能的にも新たな試みがなされている点も評価したい。一般市民の目に触れることの無い装置だが、その佇まいはあたかも知性を有しているかのようであり、これらの装置群が陰ながら私達の安心・安全な生活を支えていることを覚えておきたい。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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