GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
鉄道信号機用フード [クリアヒート式信号機フード]
事業主体名
東邦シートフレーム株式会社
分類
産業領域の移動機器・設備
受賞企業
東邦シートフレーム株式会社 (千葉県)
受賞番号
13G060569
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

これまで、寒冷地方の鉄道線路沿線に設置されている信号機には降雪の影響により信号標識の識別が困難になり、運行面で安全性を維持することが困難であった。信号機が見えなくなると大惨事につながる恐れがあった。従って、着雪による問題が起こった際には、場所によっては2mもの積雪の中を職員が現地へ足を運び人力で雪を落とさなければならなかった。これまで、特に豪雪・吹雪対策としてさまざまな対策がなされてきたが、十分な効果が得られなかった。今回、開発した「クリアヒート式表示機フード」はこれまでの着雪による視認性不良の問題を解決した画期的な製品です。JR東日本殿のH25年度研究開発成果発表会でも表彰された。

プロデューサー

東邦シートフレーム株式会社 事業化推進室 室長 鎌鹿 智教

ディレクター

東日本旅客鉄道株式会社 新潟信号通信技術センター 五十嵐 勉、細矢 秀夫、梅林 基成、加納 寛之

デザイナー

東邦シートフレーム株式会社 中村 雄也、佐藤 成臣+八洲器材株式会社 飯塚 一明、服部 哲也

詳細情報

http://www.toho-sf.co.jp

発売予定
2013年11月
販売地域

日本国内向け

設置場所

降雪地域の鉄道沿線

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

豪雪、吹雪の悪天候の中でも信号機の視認性を確保出来るようになった。①運転士の安全確保、確認性の向上 ②スタッフの冬期出動回数の軽減。信号機の着雪による視認性トラブルが発生したとき、場合によっては積雪2mもの悪環境の中、現地へ出動している状況であったが、除雪する出動回数を大幅に減らせることができる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

信号機は鉄道においても運行の安全を守るために重要な機器であることに間違いない。この信号機の視認性を冬季の悪天候でも確保できるようにすることで、安全を守るだけでなく、定時運行が可能となりダイヤへの影響も最小限に抑えることができると考えられ、乗客にとっても間接的に効果をもたらせると考えられます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

今回、応募する「クリアヒート式信号機カバー」はひとつのユニットとして構成され、この方式はほかの信号機、表示機への応用ができると考えられる。従って今後、各産業分野で同様の冬季課題に対し効果的に活用されるような製品を提供できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

信号機は鉄道の運行上なくてはならないものである。冬季に積雪による視認性の問題が発生した場合、運行のダイヤが乱れてしまう。本製品は継続して安全な運行の補助機器として設置されることにより、利用する乗客にとっても間接的、効果的に貢献ができる。また、近似製品と比較しても融雪・着雪防止効果を維持しながら消費電力が40%程度低く抑えられており、省エネ、CO2削減にも大きく貢献できると考えられる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

鉄道において冬期により安全な運行をしていただく為に、当製品を効果的に配備、ご使用いただくことにより社会インフラのを維持させ、社会に貢献できることを幸せに感じています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

総代理店:八洲器材㈱ 今後、降雪地域の鉄道沿線

審査委員の評価

積雪の多い寒冷地用の鉄道信号機フードである。これまでも吹雪や着雪による信号視界不良を避ける試みはいくつもあったに違いない。このフード、さして特別な技術や機構を用いたわけではない。鉄道車両の窓に使われていた透明面発熱樹脂基板(クリアヒート)を信号表示機の正面に箱型配備し雪を溶かす方法をとった。箱の形状は上部が円形で自然に雪を落とす。いってしまえばそれだけのことだが、シンプルであることはさまざまの環境下で応用もきくし、設置のトラブルも少ない。最大の機能を発揮する。冬期、作業員の除雪作業の大変さを想像すると、このフードにしっかりがんばってもらいたいと思う。

担当審査委員| 山田 晃三   羽藤 英二   原 研哉   森口 将之  

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