GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
仙台ガラスコレクション [仙台ガラスコレクション #1酒杯 #2グラス #3細手グラス #4洋酒杯 #5蕎麦猪口 #6小鉢 #7ワイングラス]
事業主体名
株式会社プラクシスFB仙台
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
株式会社プラクシスFB仙台 (宮城県)
海馬ガラス工房 (宮城県)
受賞番号
13G020196
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

江戸後期、伊達の城下町仙台でつくられていた仙台ガラス。時代の変遷とともにつくられることはなくなり、詳しい製法も残されませんでした。新しい仙台ガラスは杜の都・仙台を流れる河川の砂でつくられています。川が記憶している時間と大地の潤いをそのまま閉じ込めました。ゆったりとしたラインと自然な色合い。木漏れ日のすゞやかさと清流のきらめきを宿した杜色のガラスです。

プロデューサー

株式会社プラクシスFB仙台 代表取締役社長 横山英子

ディレクター

海馬ガラス工房 代表 村山耕二

デザイナー

海馬ガラス工房 代表 村山耕二

詳細情報

http://www.sendai-glass.jp/

発売
2010年12月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

使用者を限定しない製品ラインナップで、握りやすく、持ちやすく、使い易い手になじむ様な形態をめざした。過度な装飾を避け、使用し洗浄する日常のサイクルにおいて、使用者が負荷を感じないで使用して頂ける様な形態に留意した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

日常生活の中で、素材の持つ背景から郷土に思いを馳せ、語り合い、郷土を再考するきっかけを作る事が出来るストーリーを持ち、併せて光を透過するガラスの素材感を楽しんで愛用して戴ける製品づくりをめざした。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

これ迄素材として活用されて来なかった地元の河川の砂を主原料として熔融し、ガラス素材にしている。人工的な着色をしていない、自然に醸し出された色彩を持つガラスは、地域を感じられる地産の素材開発の新たな取り組みとして、ものづくりの可能性に挑戦している。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域河川の改修で排出される残土を有効利用した砂が、主たる原料の素材によって生産される為、新たな採掘等による環境への負荷がなく、継続して行う事が出来、また、製品のコンセプトに合わせて、梱包材の削減を考慮した製品のパッケージも考案した。地域河川の砂が、ガラスとなり色彩を表わすストーリーを感じる事で、郷土愛を深め育む事への働きかけが出来る物づくりをめざしている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

今までに物をつくる材料・原料として使用されなかった身近に有るものから、その地域を表す新しい素材をつくり、活性化することがデザインをとおしてできることを伝えたい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

藤崎、しまぬき、カネイリミュージアムショップ6
藤崎
しまぬき
カネイリミュージアムショップ6

審査委員の評価

「杜の都・仙台」の良いイメージを上手くブランディングに活かしたガラス食器のデザインである。落ち着いた茶色がかった緑のガラスは自然な発色で、ガラスの厚みの変化によって色味が変わる透明な美しさをたたえている。仙台を流れる河川の砂でつくったというストーリーとともに、歴史的な時間の流れや大地の恵みをイメージさせる。江戸時代に遡るとされる仙台ガラスの伝統はもはや途絶えてしまい、詳しい製法も残っていないという、どこかミステリアスな背景も、現代の仙台ガラスのスタートの物語へと我々を誘う。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   左合 ひとみ   松田 朋春  

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