GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ベイトキャスティングリール [メタニウム]
事業主体名
株式会社シマノ
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
株式会社シマノ (大阪府)
受賞番号
13G010120
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

シマノのバスフィッシング用ベイトキャスティングリール。「マイクロモジュールギア」によるシルキーな巻き心地や、「SVSインフィニティ」という新たなブレーキシステムによるキャスト時の飛距離UP・バックラッシュ抑制・より細やかなブレーキ力調節など、リールの基本性能である「投げる」・「巻く」をより高次元で結実。細分化されていく釣り方に対応できるよう、ギア比の異なる3仕様を準備し、釣り人の要求にも広く応えられる製品となった。

プロデューサー

株式会社シマノ 代表取締役社長 島野容三

ディレクター

株式会社シマノ デザイン室

デザイナー

株式会社シマノ デザイン室

詳細情報

http://www.shimano.com

発売
2013年3月
価格

42,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

握りこみ時に手になじむ形状を作りこんだ。ただ単に握りやすい形状ではなく、リールとしての攻撃的な表情や、理知的で整理された面構成など、所有の喜びや感覚の高揚を得られる形状として作り上げた。ブレーキ調整用のダイアルなど、自然と手が置かれる位置へ配置し、アクセスよく操作できるようレイアウトした。また新たな安全対策として、レベルワインドへの指の巻き込みを防止できる機構を盛り込んだ。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

釣り文化を通して、使用者の生活をより豊かにできると信じている。明日、出会えるであろう魚やフィールドの美しさに心を躍らせ、釣行の準備をする。釣りの一時、ふとタックルを眺める。その一瞬一瞬において、「釣れる」と信じさせられる信頼感や、自然という場になじみ、所有の喜びを感じ取って頂ける外観、細部までこだわったデザインを施している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

人が手に持ち扱う道具の進化の必然として、軽量化・小型化は避けられない。このリールにも、マグネシウム合金、アルミ合金、カーボンといった軽量素材が使用されているが、これらの素材は、輝きや深みのある表情を出そうとすると、表面処理の工程が多くかつ複雑になる。これだけの外観部品として仕上げる技術は素晴しい。ほとんどが国内で仕上げられ、日本の細やかな処理・技術・知識が製品という形で残されている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

操作性をあげたことにより、ルアーを思い通りに操りやすくなり、根がかり等の環境破壊要因の機会を少なからず減少させられる。また製造過程においては、塗料や表面処理、各部品に含有される材料にいたるまで、独自の基準を設け、使用者がより安全に使用でき、製造時の環境負荷を抑える製品作りを目指している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

釣り人の感覚へ訴える機能・性能、釣り人の心をかき立てるエモーショナルなデザイン。人の感覚や心へ、確かな技術や作り込まれたデザインで如何にアプローチしていくかが、シマノ製品開発の根幹となっている。確かな技術や操作フィーリングを実際に触って感じ、見て、握り込んで、拘りのデザインや、日本人ならではの繊細な感覚・技術を感じてもらいたい。

審査委員の評価

コンパクトボディ、高機能スペック、軽量を実現した設計は高い技術力によるものとして評価した。ツマミの握りは手によく馴染み、回転による抵抗感はなく極めてスムーズに機動するなど、基本性能をしっかり押さえ、製品としての安定した信頼感を感じる。スタイリングは、小型に見せる工夫と躍動感を感じる形状が、全体によくまとまっている。

担当審査委員| 廣田 尚子   工藤 青石   サイトウマコト   須藤 玲子  

ページトップへ