GOOD DESIGN AWARD

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CC

2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
玩具 [ノシリス キュリオシリーズ]
事業主体名
有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 (大阪府)
受賞番号
13G010053
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

くるっとひっくり返すと、四角形がチョウに!くにゅっとおさえると、イモムシ、ロボット…いろんな形に。シリコーンの柔軟性と復元力を利用し、形が無数に変化することで創造性・知的好奇心を刺激する知育玩具。ひっくりかえす、おさえるなど遊びを通じて手指の発達を促し、柔軟に変化するカタチから子どもの想像力と創造力、感性をはぐくむ。高い安全性と安心を提供するため柔らかく、母親の肌のような心地よさを持つシリコーンを採用。騒音やケガの心配もなく、汚れれば水洗いや煮沸消毒も可能となった。子どもが思いきり遊ぶ中で、感性を育むことができるよう、デザイナーとして安全性と子どもの感性への刺激にこだわった。

プロデューサー

有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 飯田吉秋

ディレクター

有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 飯田吉秋

デザイナー

有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 飯田吉秋、黒田弥生

詳細情報

http://www.nocilis.jp

発売
2013年6月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

やわらかく、ぬくもりある手触りのシリコーンを玩具として初めて採用。握りやすい形状、力いっぱい引っ張ってもちぎれない強度、誤飲を防ぐ大きさなど、安全性へ配慮。触覚への刺激が高く評価され、子どものみならず、高齢者のリハビリ目的でも使用されている。素材特性である柔軟性と復元力を活用し、ひっくり返すと形が変わるという新しい遊びを提案、無数にかわる形状から子どもが自由に遊べる。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

現在の住環境はマンションなどの集合住宅が多く、近隣への騒音を気にして、母親が「騒がしいから崩して遊ばない」など子どもの遊びを制限することも多い。また子どもは玩具をなめたり噛んだりするため、玩具を衛生的に保つよう日常的に手入れを行わなければならず、その労力は大変大きい。積み上げて遊んでも落下時の衝撃音がないこと、水洗い・煮沸消毒できるなど、現代の生活環境における問題を解決した玩具である。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

内面と外面をひっくり返した時の形状の設計は、肉厚や拘束角度などの様々な要件があるため、微分幾何学のみでは分析できない。3DCADを用いたシミュレーションに、デザイナーとしての造形能力や体験的なノウハウとあわせることで、様々な形状を発想、設計している。またデザイナー自身が製品設計、金型設計まで行う、3次元データによるモノ作りの一元化により、設計品質の向上、開発期間の短縮とトータルコストの削減を実現。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

子どもから高齢者まで、また世界中の国々でのコミュニケーションを促す玩具である。四角形をひっくりかえすと蝶に、おさえるとイモムシに変化すると、欧米、アジア圏でも同様に形の変化に驚き、笑顔となる。また、子どものためにと開発したが、高齢者のリハビリにも利用されるなど世代を超えたコミュニケーションを促す。ノシリスを通じて、年齢・言語を超えたコミュニケーションを促すことができる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

子どもは、ものに働きかける中で起こる変化を通じて、ものとかかわる楽しさ、知恵、探究心を芽生えさせると言われています。おもいっきり遊ぶことで、子どもの豊かな感性がはぐくまれます。子どもの今を考えることは、未来を考えること。「子どもの笑顔と優しさ」にこだわったノシリスが子どもの健やかな発育と元気な笑顔を育み、未来を切り開く、創造力豊かな人に育つ手助けとなることを願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

百貨店、専門店、ネットショップなど
くるっとかえすとカタチがかわるシリコーン玩具 ノシリスについて
ショッピングサイト

審査委員の評価

有害物質を含まないシリコン樹脂は、子供の玩具素材として優れている。また、柔軟性と復元力があることも特徴で、シンプルな形状のこの玩具は、指先でひねったり、組み合わせたり、ひっくり返すと、形がどんどん変形する。その変化するプロセスには、玩具に求められる驚きと発見があり、素材の特性を熟知した秀逸なデザイン提案といえる。

担当審査委員| 廣田 尚子   工藤 青石   サイトウマコト   須藤 玲子  

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