GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
V2H(Vehicle to Home) [カーシェアリング用電気自動車から住宅への給電システム]
事業主体名
三井不動産レジデンシャル株式会社
分類
公共領域のためのサービス・システム
受賞企業
三井不動産レジデンシャル株式会社 (東京都)
受賞番号
12GC31030
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

カーシェアリング用電気自動車を停電時の非常用電源として活用するシステム。これまでもマンション居住者向けサービスとしてカーシェアリングを導入することはあったが、カーシェアリング車両に電気自動車を用いて、電気自動車から住宅への給電装置(Vehicle to Home)と組み合わせることで、環境負荷を低減すると共に、停電時に集会室などのマンション共用部分に電力を給電できるシステムを開発した。集会室ではワンセグテレビ、携帯電話充電、パソコンなどの情報受発信に必要な機器を稼働させる想定をしている。これにより利便性や環境負荷低減に加えて、カーシェアリングと電気自動車の新たな付加価値を創造している。

プロデューサー

三井不動産レジデンシャル株式会社 開発事業本部 商品企画室長 伊藤 昇

ディレクター

株式会社フルタイムシステム 本社営業部 お客さま儲かる営業部 部長 大西 信行

デザイナー

三井不動産レジデンシャル株式会社 横浜支店 開発グループ 小松原 高志+株式会社日産カーレンタルソリューション 取締役常務 加藤 雅之

販売開始
2011年12月
販売地域

日本国内向け

設置場所

首都圏

問い合せ先

三井不動産レジデンシャル株式会社 営業推進部ブランドマネジメントグループ
Email: ma-yoshida@mfr.co.jp
URL: http://www.mfr.co.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

本システムは、電気自動車利用やカーシェアリングによる環境負荷低減、サステナブル社会の基盤である安心安全の災害対策、この2つの付加価値を創造。当社が供給するマンションには、物件規模や立地条件などを勘案した上で、電気自動車カーシェアリングが有効利用されると判断した物件には、積極的に導入して行くことで、サステナブルな住宅の普及に寄与して行く。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

災害などによる停電時には、事前に電気自動車からの給電設備をどのように利用するかを定めておかないと、有効に活用できない懸念がある。予め居住者が集まれるスペースに電力供給するための配線を行い、非常用コンセントと明記するとともに、ワンセグテレビやラジオなどの防災備品を備えておくことで、突然の停電時でも速やかに利用することが出来るように配慮している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

停電時利用の付加価値が加わることで、電気自動車カーシェアリングの普及促進につながる。環境負荷の少ない移動手段の選択や、所有からシェアという利用方法など、新たなライフスタイルの実現に寄与できる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

いち早く電気自動車から住宅への給電設備(Vehicle to Home)の開発に着手し、新築分譲マンションで初導入した。今後、電気自動車とスマートグリッドとの連携が期待される中で、初めの一歩を踏み出したと言える。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

電気自動車から住宅への給電設備を設置しておくことで、カーシェアリング用の電気自動車だけでなく、個人所有の電気自動車の自主的な提供や、停電エリア外から救援物資と人員を乗せて来た電気自動車の利用など、事前の取り決めは困難であるものの、災害対策時の利用の可能性は広がるため、災害に強い社会の実現に寄与できる。

ユーザー・社会に伝えたいこと

本システムはカーシェアリング用電気自動車と組み合わせるという集合住宅ならではの構成にすることで、V2H(Vehicle to Home)の利用可能性を広げています。サステナブル社会の実現に向けて、電気自動車の用途拡張と普及促進をするためにも、異業種間の商品を上手にコラボレーションさせて行く必要があります。本システムも住宅と電気自動車のコラボレーションの可能性のひとつになれば幸いです。

審査委員の評価

カーシェアリング用電気自動車を停電時の非常用電源として活用するシステムは、電気自動車から住宅への給電装置と組み合わせることで、環境負荷を低減すると共に、停電時に集会室などのマンション共用部分等に電力を給電できるシステムとなっており、カーシェアリングと電気自動車の新価値を創造している。防災を視野に入れた災害に強い住環境を支えるシステムとして、そして電気自動車の用途拡張と普及促進効果を期待し評価したい。

担当審査委員| 福田 哲夫   櫛 勝彦   羽藤 英二   原 研哉   吉村 等  

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