GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
車線分離標 視線誘導標 [防汚型車線分離標 ウェーブポスト]
事業主体名
エヌティーダブリュー株式会社
分類
公共領域のための機器・設備
受賞企業
エヌティーダブリュー株式会社 (千葉県)
受賞番号
12GC10981
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

防汚性能を有する、高視認性の車線分離標です。道路の路面上に設置される本製品については、通行車両による踏付け・擦りなどが避けられず、タイヤ痕や排ガスなどの汚れ、本体の損耗が問題となっていました。本製品は、パイプの断面形状を従来とは全く異なる発想のデザインとし、車両の踏付けや接触でもパイプ表面の反射材を直接擦られない工夫を取り入れました。これにより、反射材に施した防汚コーティングも保護することが可能となり、長期に渡り汚れや損耗を防ぐことができます。また、反射材のレイアウトも視認効果を高める工夫をし、道路という公共空間にあり「走ることの快適さ」を実現できる製品づくりを目指しました。

プロデューサー

エヌティーダブリュー株式会社 代表取締役 井田賢造

ディレクター

エヌティーダブリュー株式会社 道路・安全事業部 鷹雄眞二

詳細情報

http://www.ntw-wave.co.jp/

発売予定
2012年7月10日
価格

12,000 ~ 16,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

道路のセンターライン、外側線など、走行車両の視線誘導。スクールゾーンなど歩行者の安全確保。

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

汚れづらく、損耗に強いため、初期性能を長期に渡り維持することが可能であること、また、車両などの踏付けに対する可倒復元性(耐久性)も高いことから、製品の期待寿命を延ばすことができ、かかるメンテナンスを飛躍的に低減できる。さらに反射性能が極めて高いことから、夜間の視線誘導など、少ない数量の設置で効果を果たすことができます。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

縦長に配した反射材は連続設置(棒状の連続)した場合、ドライバーの目にカーブなどの線形や遠近感を伝えやすく、視線誘導効果が高いため交通事故の減少につながります。特にドライバーの高齢化が進む中、見えやすさの効果は大きいと考えます。また、スクールゾーンなどの車歩道境界において、車から人を守るシーンでも大きな役割を果たせます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

視線誘導効果は安全性を。汚れを防ぐ効果は景観、快適性であり、安全性を長期に維持することにもつながります。また、汚れづらい性能は、歩行者が手を触れる可能性のある、人に近いシーンでも使えるものではないか。例えばバス停やスクールゾーン、歩車道境界など車の視線誘導だけでなく、車から人を守る場所でも使っていただきたい。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

性能の長期維持が可能であり、製品の期待寿命が伸びることにより、道路管理者の維持に係るコストを大幅に低減することができる。また、取り換えや補修工事などによる工事規制も減らすことができ、工事規制などに伴う事故も低減できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

電気自動車などに代表されるクリーンエネルギーの流れは、それが走る「道路」にも当てはまるのではないか。汚れづらい、ロングランニングであることもさりながら、全部品をウレタンエラストマーの単一素材による構成とし、将来的なリサイクル対応へも目を向けています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

「安全」であり且つ「快適」であり続けること。我々の携わる道路施設においても「人」を真ん中にしたモノづくりを拡げていきたい。そこには、多分、今までにない大きなカタチの変化であったり、そのカタチでなくてはならないデザインがあるのだろうと。今回の作業を通じて、そう感じました。日常の生活を通して利用者が「最近、道路、変わったな」と思われるような製品づくりを続けていきたいと思います。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

エヌティーダブリュー株式会社

審査委員の評価

リブと湾曲辺による六角断面形状は、均一な反射輝度が得られることから既存の円柱製品よりも視認性を確保できる。また引き裂き強度や可倒復元性など安全面への配慮や、経年変化にも強いデザインである。地味な分野だが、社会の役に立つデザインの好例として評価。併せて全部品をウレタンエラストマーの単一素材による構成とし、将来的なリサイクル対応にも目を向けているなど、よりよいモノづくりを目指す姿勢も評価したい。

担当審査委員| 福田 哲夫   櫛 勝彦   羽藤 英二   原 研哉   吉村 等  

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