GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
アナログ式口外汎用歯科X線診断装置 [エックスショット]
事業主体名
吉田精工株式会社
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
吉田精工株式会社 (茨城県)
受賞番号
12GC10935
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

バッテリー内蔵型の歯科用ポータブルレントゲンです。電源を必要としないため、訪問先での診断に活用でき、従来のものに比べて計量、コンパクト化したので、容易に持ち運ぶことが可能となり、ドクターやアシスタントの負担を軽減します。シンプルな操作性と形状で、様々な条件、姿勢での撮影が可能となっています。

プロデューサー

吉田精工株式会社 設計部 大石高広

ディレクター

吉田精工株式会社 設計部 デザイン室 熊谷仁宏

デザイナー

吉田精工株式会社 設計部 デザイン室 熊谷仁宏

発売
2012年5月21日
価格

580,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

歯科医院

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

ヨシダグループの企業理念である「人々の健康と笑顔を創造し続ける」ために、訪問歯科診療の一助になる製品を、適正価格で提供することによって、通院できない多くの患者さんの口腔ケアを促すことが、広い意味で持続可能な社会の実現に貢献できると信じています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

従来よりも小型、軽量化したことで、持ち運びの際の負担を軽減します。様々な姿勢の患者さんに対して位置付けがしやすいように、シンプルですが持ちやすい工夫を形状に落とし込みました。また、定電流の整流方式なので、人体に吸収されやすい軟X線の発生を抑制しています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

患者さんにとって心理的ストレスを軽減し、安心して診察を受けられるように、医療機器っぽさを和らげるニュートラルなデザインに仕上げています。また、訪問歯科診療が発展することで、今まで通院できなかった高齢の患者さんや、障害を持った患者さんに対する口腔ケアに貢献します。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

部品点数の削減、組立性の向上、製造ラインの見直しがコストダウンに繋がり、販売価格を抑えることで産業に貢献し、訪問歯科診療の発展に寄与できると信じています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

対象機器はX 線センサー、イメージングプレート、通常フィルムと、デジタル・アナログの両方に対応可能なので、既にドクターがお持ちの受光装置、これから購入される機器に幅広く対応しており、余計な投資が必要ありません。

ユーザー・社会に伝えたいこと

レントゲンはX線による診断装置です。昨年の原発事故以来、放射線に対する関心や不安の高まる中、無機質な装置で患者さんの不安をいたずらにあおることなく、心理的ストレスを軽減できるスタイルを目指しました。それが医療機器に求められるデザインだと考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ヨシダ
株式会社ヨシダ ホームページ

審査委員の評価

充電式バッテリー内蔵型の歯科用ポータブルレントゲン装置である。従来のものに比べて格段に軽量、コンパクトに設計されている。また、充電式バッテッリー内蔵で外部電源を必要としないため、容易に訪問先での診断に活用できるものである。さらに、右手で設定から、照射まで可能なシンプルな操作性と形状は、さまざまな条件や姿勢での撮影を可能としている。X線装置という不安感を払拭する安心感のあるデザインにまとめられている点が評価できる。高齢者福祉施設などへの訪問歯科診療や法医学関係での利用、非破壊検査などでの応用など、今後の多様な可能性が期待される。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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