GOOD DESIGN AWARD

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2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
トーセイ リスタイリング事業 [グレンパーク駒場、伊皿子プレース、ルネ東寺尾、代々木上原マンション]
事業主体名
トーセイ株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
トーセイ株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10567
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

平成21年度から取り組み始めた「トーセイ リスタイリング」この事業の継続によりビジネスモデルとして成功していることが市場に認知され、不動産証券化物件にも実践しております。中古分譲市場の拡大だけに捉われず、不動産金融商品に対する既成概念に一石を投じたことにより更なるビジネスモデルの構築に寄与することができました。安易にスクラップ&ビルドを繰り返すことのない環境貢献度が極めて高い本事業は、ハビタントの利便性と生活の質を向上させると同時に、所有と賃貸を混在させたコミュニティの「場の誇り」を創造しています。

プロデューサー

トーセイ株式会社 代表取締役 山口 誠一郎

詳細情報

http://www.toseicorp.co.jp/bukken/restyling/index.html

発売中
2012年5月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

遵法性を確認・是正することにより建築物の社会的ストックとして優良な共同住宅へ再生し、産業廃棄物を出さないなどの環境負荷軽減手法の導入を通してサステイナビリティーの形を提供しました。また、多様な価値観からコミュニティを見直すことでその新陳代謝を促し、多世代のコミュニティ生成が可能となり不動産証券化物件にもつなげられたことは一番のサステナブルであると自負しています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

住み慣れた地域に住み続けたいと思っているDINKS、ファミリーを居住者層と想定しているため、建物の記憶の継承、周囲になじむ佇まいを大切にしたアップサイクルなデザインを施しています。時代のパラダイムシフトに積極的に同調することで環境意識の高い生活者に対する新たな価値を提供しています。また、遵法性の確認・是正を行うことによって、中古住宅ながら安心感を提供しつづけています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

既存のファサードや共有部のデッドスペースに、その地域の個性「場の力」を表現、また、既住民にも新しい住民にも安心して暮らしてもらえるようセキュリティなどの管理内容を見直し、充実させています。すべての住民の方々の生活経験を通して様々なニーズを把握し、駐輪場の増設、キッズルームや遊び場・広場の創出など日々の暮らしにゆとりをもたらすコミュニティーの再生を図っています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

長くその地域で価値を認められるようにその場所の風景を継承しながら進化していくデザインを追求することで、自然に馴染み地域に於ける心象的風景までも形作る理想的な建物の進化を作り出しています。また、本事業を継続させることにより不動産再生業の市場活性化に貢献でき、かつ、不動産証券化物件にも事業を拡大できたことにより不動産市場全体の活性化に貢献していると自負しております。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

スクラップ&ビルドだけではなく既存共同住宅の再生有効活用が、これからの「居住」と「地球環境」を考えたときの大きなソリューションの一つになると確信しています。リスタイリング事業はアップサイクリングの思想とそれを実現するデザイン力の活用を通して時代にそぐわなくなった既存建築物に新しい意味と価値をもたらし、さらに、新たな環境価値をも再生、向上させています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

「トーセイ リスタイリング事業」は、これまで居住していた生活者の記憶と今を大切にしながら、住宅への新しいニーズや価値を再編することで、建物の社会的な再生を実現するシステムデザインです。今後も本事業を継続・拡大していくことにより社会に対して一石を投じ、更なる進化をさせながら、不動産市場全体の活性化や環境配慮という意識の社会的な浸透に貢献していきます。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

トーセイ株式会社
中古分譲マンションのリノベーションなら、リスタイリング

審査委員の評価

既存の集合住宅を耐震性能の確認を含めて現在の法規制に適合させ、さらに現在の家族構成やライフスタイルに合わせてリノベーションする事業を、ひとつのビジネスモデルとしてシステム化しようとする先進的な試みである。2009年に発足して以降、現在までに数件の実績を積むことによって、中古住宅市場の領域を今まで以上に拡大し、日本の伝統的なスクラップ&ビルドの脱却に取り組んでいる。集合住宅のリノベーションは、技術的にも複雑なジャンルであるが、ハードな面だけでなく不動産証券化というソフトな側面にも積極的に取り組み、総合的な事業へと組織化しようとしている点を高く評価したい。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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