GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
新しい米穀の小売流通サービス [菊太屋米穀店]
事業主体名
株式会社菊太屋
分類
ビジネスイノベーション、ビジネスモデル
受賞企業
株式会社菊太屋 (大阪府)
受賞番号
12GB30917
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

菊太屋米穀店は、百貨店を中心に展開するお米のセレクトショップです。産地や品種ブランドではなく、おいしいお米に育つようにと手間暇かけて作られたお米を、全国から厳選して販売しています。手間暇かけた作り手の情熱や独自の工夫を知って、お米選びを楽しんでいただきたいと思い、商品ラベルにその想いを込めました。店頭では、おいしく作られたお米を、できるだけおいしいまま販売できるように、玄米のまま冷蔵庫に陳列して販売しており、購入時に精米する等、品質保持にも注力しています。お米を嗜好品と捉え、ギフト商品の開発や、お米を楽しんでもらうための様々なツールを用意しています。

プロデューサー

株式会社菊太屋 代表取締役社長 東井太郎

詳細情報

http://www.kikutaya.co.jp

設立
2004年3月30日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

農家と消費者のつながりをより深くすることが、お米を取り巻く様々な問題(日本人の米離れ、農家の担い手不足など)の改善に繋がると考え、その橋渡し役として、作り手の想いを消費者に伝えるということに注力し、下記に取り組んできました。・作り手の工夫を伝えるパッケージの開発 ・お米にまつわる豆知識を記載した小冊子の発行 ・ごはんソムリエなどの資格取得など、販売スタッフの教育

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

菊太屋米穀店独自の基準を定め、年に1度しか収穫できないお米の食味と鮮度を、年間を通じて可能な限り保ち、提供しています。・生産者の玄米倉庫から百貨店の店頭まで、1年を通してできる限り18℃以下の環境をキープできるように努めています。・店頭では基本的に玄米で販売をしており、お客様の購入時にその場で精米をしてお渡ししています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

お米の知識を持った販売員が栽培環境や作り手の工夫を丁寧に伝え、店頭で精米をし、好みの分づきに対応する(0分づき=玄米〜10分づき=白米)など、お米を産地や品種ブランドで選ぶのではなく、いろんな要素から楽しむことを提供します。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

取り扱い商品の多くを生産者から直接購入しているため、作り手の工夫などお米の個性を消費者に伝えることができます。そのため、菊太屋米穀店では、産地や品種ではなく、作り手のファンが生まれ、農業への理解を深めるきっかけにもなっています。また、作り手とは長期的なお付合いを前提とし、年間を通して適正価格で仕入れをするなど、有機米をはじめとする付加価値の高い米作りも安心して専念できる関係づくりをしています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

菊太屋米穀店は、農家と消費者の橋渡し役として、流通時の品質管理、知識をもった販売員の配置、作り手の工夫をアピールしたパッケージなど、作り手である農家の想いを可能な限り正しく消費者に伝えるということに注力しています。お米を嗜好品として捉え、農家と消費者のつながりをより深くすることが、お米を取り巻く様々な問題(日本人の米離れ、農家の担い手不足など)の改善に繋がると考えています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

もっと、“ごはん”を楽しもう。これが、菊太屋米穀店の理念です。“ごはん”を楽しむためには、器やお箸選び、副菜との組み合わせ、食卓の演出など…じつにさまざまな要素があります。お米選びも、“ごはん”を楽しむストーリーの一部です。お米選びから始まる、楽しい“ごはん”のひとときのために、品揃えやお米にまつわる情報発信を通じて、皆様のお手伝いをし、一緒に楽しんでいきたい。それが、私たちの想いです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大丸梅田店・大丸心斎橋店・伊勢丹新宿店・西武池袋本店・そごう千葉店・www.kikutaya.jp
菊太屋米穀店 通販事業部
菊太屋米穀店

審査委員の評価

日本人にとっての主食、毎日の生活の中心にあるお米の流通に魅力的なイノベーションを提案している。菊太屋の理念は『“ごはん”を楽しむために』。つまり、コシヒカリに代表されるようなブランド化、産地発想の流通戦略ではなく、生活者起点でのマーケティングが徹底され、売り場、販売方法、コミュニケーションと、すべてに一貫してそのコンセプトがデザインされている。 いわゆるデパ地下での店頭精米。これまでお米をギフトに利用するという習慣はなかったが、パッケージをデザインすることで「嗜好品としてのお米」が堂々とした贈答商品に変身した。全国の有機栽培農家、それぞれの顔やメッセージが見えるネーミングなど。“ごはん”の楽しさを再発見させる工夫が様々に展開されている。

担当審査委員| 日高 一樹   タナカノリユキ   永井 一史   松下 計   吉田 順一  

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