GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
繊維機械のオペレーション画面 [VOSⅢ (Visual Ondemand System Ⅲ)]
事業主体名
村田機械株式会社
分類
産業領域のための機器・設備のインタラクション
受賞企業
村田機械株式会社 (京都府)
受賞番号
12GB20874
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

村田機械が開発した結び目なしに糸をつなぐマッハスプライサーを装備した自動ワインダーは、世界中の糸づくり、テキスタイルづくりを一変させました。本件は、さらなる性能向上を追求し、高品質(High “Q”uality)高生産性(High “P”roductivity)省エネ(Energy “R”eduction)使いやすさ(Easy “O”peration)の要素を盛り込んだ機種のオペレーションシステムになります。産業機器にありがちな硬さを無くし、高度なオペレータ知識を視覚的に分かりやすく表現することで、親しみやすいインターフェースとしています。

プロデューサー

村田機械株式会社 繊維機械事業部 紡績機械グループ 須佐見浩之

ディレクター

村田機械株式会社 研究開発本部 デザインチーム 米井清訓

デザイナー

村田機械株式会社 研究開発本部 デザインチーム 本吉浩一・米井清訓

詳細情報

http://www.muratec.net/tm/products/aw/index.html

発売
2011年10月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

高度な機能を視覚的に分かりやすく表現することで、オペレータへのストレスを軽減し、産業機器特有のインターフェースのあり方を変化させたこと。民生機器にあるような見やすい、扱いやすい、分かりやすい機器オペレーションにすることで、オペレータの質を問わず、誰もが使えるインターフェースに仕上げたこと。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

今では新興国産業となっている繊維機械において、専門的な知識、用語が要求される状況されます。しかし実際の現場では、低教育レベルのワーカーが使用している状況にあります。そこで少しでも視覚的に理解できるインターフェースを提供することで、そのギャップを少しでも埋めたいと考えました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

機器の操作を少しでも容易にすることで、教育レベル(言語レベル)を問わず、誰もが直観的に扱えることが可能となりました。また大型のタッチパネルスクリーンの採用により、比較的民生品に近い親しみやすさを実現しました。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

産業機器は生産性を絶えず求められます。機器の操作をビジュアル化することで、直観的な操作を実現することができ、作業効率を高めることが可能となりました。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

操作性をビジュアル化することで、従来よりも幅広い労働層からの雇用が可能と考えています。また生産性向上にもつながると考えています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

産業機器という専門的な分野の操作性を、人種や教育レベル、身体的能力を問わず、誰もが扱える機器を実現したいといつも考え、実践しています。

審査委員の評価

これは、自動ワインダー機械のオペレーションシステムである。10年前の前機種の操作性を抜本的に見直し、大型ディスプレイを使用したタッチパネル方式でリデザインされたものである。ユーザーインターフェースは、オペレーターやサービスマン、営業関係者などの意見を十分にふまえて設計し直されている。オペレーションの構造を理解しやすいようツリー構造表示とアイコンによるメニュー表示を組み合わせ、簡潔なグラフィックデザインでまとめられている。こうした取り組みは、オペレーターの教育レベルが低い海外では特に重要なデザイン要件となっている。オペレーターのストレスを軽減する使いやすいものとして評価できる。

担当審査委員| 山村 真一   國澤 好衛   馬場 了   村上 存   山本 秀夫  

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