GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
代々木ビレッジバイクルック [代々木ビレッジバイクルック]
事業主体名
株式会社クルック
分類
産業領域のための空間・建築・施設
受賞企業
株式会社クルック (東京都)
受賞番号
12GB10848
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「快適で環境にも優しい未来に向けた、消費のあり方」を提唱するkurkkuが新たな試みとして展開する新商業施設。エコやオーガニックな消費の機会をもっと多くの消費者に、「スタイル」としてではなく、「クリエイティビティ」として提供していく事を目指し、プロジェクトデザインしました。プロジェクトには小林武史(プロデューサー/ap bank代表)、大沢伸一(DJ/プロデューサー)、片山正通(インテリアデザイナー)、笹島保弘(イタリアンシェフ)、清順(プラントハンター)と各界のクリエイターの才能が集まり、随所にその魅力が詰め込まれた新商業施設が完成した。

プロデューサー

小林武史 (トータルプロデューサー)+大沢伸一 (プロデューサー)+ 笹島保宏 (フードプロデューサー)+UDS株式会社(事業プロデューサー)

ディレクター

ワンダーウォール 片山正通(トータルデザインディレクター)+UDS株式会社

デザイナー

ワンダーウォール 片山正通("code kurkku" インテリアデザイナー)+清順(植栽担当)+UDS株式会社

詳細情報

http://www.yoyogi-village.jp/

GRAND OPEN
2011年11月18日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区代々木1-28-9

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

建造物の構造や素材でのサステナビリティだけではなく、来場者の心の中にサステナブルな欲求が芽生えてほしいと考えています。例えばグリーン。世界中の様々な気候条件のもとで育成される植物に囲まれる事で、多様性の素晴らしさや、それを守りたいと思う好奇心を刺激。またハイセンスな音楽やインテリアで包みこみながら、健康的なものを食べる歓びを感じてもらう事で、この環境を持続させたいという欲求を換起していきます。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

施設全体に配置された世界30カ国から集められた生命力あふれる植物、そしてcode kurkkuのレセプションを包み込む植物の壁。人工的に作られた空間の中で生々しく植物の存在感を感じながら時間を過ごす希有な体験。そして提供される食が健康的で、その食材の魅力(生命力)を引き出す事をコンセプトにしたものである事。これら全てが身体を癒し、満たしていきます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

毎月第1、第3土曜日に開催されるマルシェを通じて、地域住民や、食に関心の高い消費者の生活ニーズに応えるプログラムを実施しています。限られたスペースに毎回新しい生産者・農家の方々を招いての直売を通じて、来場者の日常の食生活をより豊かに、彩りあふれるものにシフトさせていきます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

634坪という比較的小規模な商業施設が「街」のブランドイメージを大きく変えていく起爆剤になるという可能性を追求してこのプロジェクトをスタートしました。これまで「教育」というイメージの強かった代々木という「街」に、この代々木VILLAGEを契機に「消費」や「クリエイティビティ」という印象が芽生えたとしたら、それは新しい産業がこの街に芽吹くきっかけとなると考えています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

“環境”という言葉の持つイメージのパラダイムシフトをこの施設で表現しています。人間の都合で配置された植栽や緑化、オーガニックレストランのイメージの線上のデザインではなく、あくまで「憧れ」やある種の「セクシーさ」「エッジ感」などこれまでの環境アプローチとは違うクリエイティブで、来場者は「サステナブル」を意識します。「環境」をテーマにしたコミュニケーションの新たな切り口を提示しています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

特別な日のための施設ではなく、毎日の居場所として使ってもらえる工夫を各所にちりばめました。世界30カ国から100種類以上の植物を集め、四季毎にその顔ぶれが変わる庭は絶好の散歩コースとして楽しんでいただき、ミュージックバーは時を忘れて、浸っていただく居場所として楽しんでもらえます。積極的に消費を押し付けるのではなく、自由な、緩やかなサービスの中から自分らしい消費の仕方を是非、体験してください。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

代々木VILLAGE by kurkku/code kurkku
代々木VILLAGEオフィシャルHP

審査委員の評価

代々木ビレッジは、代々木ゼミナールの旧校舎跡地での期間限定の開発プロジェクトである。各界を代表するクリエーターが集まり、エコやオーガニックなどを前提とした「新しい消費のあり方」にこだわり、イメージではなく「実感をもって選ぶ」という主体性を提案している。施設もそのコンセプトと同様、オープンスペースが豊富で、都市の中での新しい場のありかたを目指しており、一貫したコンセプトを持ったデザインへの取り組みが評価された。

担当審査委員| 千葉 学   乾 久美子   北山 恒   廣村 正彰  

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