GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [モデリアブリュット代々木上原]
事業主体名
中央土地株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
中央土地株式会社 (東京都)
株式会社コムラエージェンシー (東京都)
受賞番号
12GA10639
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

3方向を道路に囲まれた、独創的なプランニングの地上5階建て16戸の集合住宅。平面上、建物中心に階段をレイアウトし、十字型に配された耐力壁で4住戸に分割している。敷地周辺のレベル差を素直に計画へ反映し、高さ方向はスパイラル状に1/4層ずつ上昇する構成、通常の階数の概念は無い。全戸が角部屋で、構造的に外壁側をフリーとしているため大きな開口部を実現し自然光と風をふんだんに取り込んでいる。室内は住む人の感性が反映しやすいプレーンなデザイン。水廻りは設備バルコニーに面してコンパクトにまとめ、居住空間は最大限オープンな空間としている。外観上、新たな街の風景のひとつとして景観に寄与できることも目指した。

プロデューサー

株式会社コムラエージェンシー 代表取締役 小村峰之

ディレクター

株式会社コムラエージェンシー 代表取締役 小村峰之

デザイナー

木下道郎ワークショップ 木下道郎

詳細情報

http://www.komura-agency.co.jp/designer/selection/yoyogiuehara/index.html

利用開始
2012年9月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区富ヶ谷2-41-7

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

華美な内装や過剰な設備機器を廃することで、居住者の入れ替わりに伴う廃棄物の削減につながります。安全で堅牢な建物で、魅力的なスペースであることは、建物の長寿命化に直結します。最新の設備でエコを謳うのではなく、もっと建築の原点に立ち返り、空間の本質を高めることでのエコを目指した。水廻りに面して設備バルコニーを設置し、窓による自然換気、またメンテナンス性の良さと設備更新のしやすさも同時に実現している。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

既成概念で大量生産された空間ではなく、人の『美意識』に訴えかけるような唯一無二の空間を提供しています。水廻りの閉ざされた安心感のある空間と、街(道路面)に対してオープンにつくられた居室空間。2つの大きく質の異なるスペースは、人の様々な心理状態に対応できます。街につながっていたい気持ちが強い時、外の自然光を浴びたい気持ちの時は、ブラインドを上げて思いっきりオープンにできる、そんな空間になっています。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

便利な設備が増える中、単身の都市生活者にとって本当に必要と思われるモノ(設備)だけを設置しました。例えばキッチンシンクと洗面台を兼用、そのために動線上自然な流れで使える配置を考え、またキッチンはその機能を限定せず、フレキシブルに利用できるコンクリート製のカウンターとした。コンパクトな水廻りによって得られた開放的な生活スペースが、ストレス社会に生きる都市生活者のゆとりとなる事を目指しています。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

人口が密集する都市部において良質な単身者向け集合住宅をつくることは重要な社会的課題です。今回のような小規模な敷地における集合住宅でも、本質を追求しようという企画の考え方や、設計デザインの創意工夫によって、魅力ある集合住宅ができるという事例になっていると思います。都心部に残るミニ遊休地を良質な社会的資産として活用していくことは今後も大切なことだと感じています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

これまでの都市型集合住宅で重視されてきた『美意識』に『環境意識』をプラスした、『Modelia Brut』のブランドコンセプトは『ハイグレート&エコグレード』。入居者の感性に響くグレード感と、地球環境へのやさしさ。そのどちらも諦めず両立させ、相乗効果でより魅力的な建物になるよう、検討を重ねました。長期的な視点から社会資産と成り得る集合住宅となっています。

ユーザー・社会に伝えたいこと

現代の集合住宅にとっては、太陽光発電や高効率照明によるエコロジーも大切かもしれないが、自然エネルギーをできるだけ活用して電力消費を抑えたり、あれば便利程度の住宅設備を極限まで削ぎ落すことによって建築によるエントロピーの増大を抑制することがより社会的価値があるのではないかと考えて、成熟した都市生活者が自らに必要な最低限の住宅設備を自由に選択付加できる、都市のインフラとしての建築を設計した。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都渋谷区富ヶ谷2-41-7
Modelia Brut YOYOGI UEHARA

審査委員の評価

東京都心に建つ集合住宅である。3方向を道路に囲まれていること及び敷地の高低差を考慮して、階段室を中心に高さ方向へスパイラル状に1/4層ずつ上昇する独創的な構成である。十字型に配された耐力壁で4住戸に平面を分割している。そのため、外周には大きな開口部を持つことが可能になり街に大きく開いたファサードとなっている。光と風を充分に取り込めるプランとなっている。センターコアを持つ都市居住のプロトタイプとなるような構成が高く評価された。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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