GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [東雲の家]
事業主体名
谷口 祐一
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
K-ATELIER (Japan)
受賞番号
12GA10608
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

都心部から離れた緩やかな丘陵地に設計された二世帯住宅である。敷地環境は、西側には日本海が見え東側には住宅が建ち並ぶ景観となっている。東側の住宅街からの視線や採光を考えると、当初より開口部を西側に据えていくことで計画した。ただし東側に配置する居室の高い箇所に開口部を設けることで、安定した採光を確保している。高齢となった母との同居が計画の前提となったことから、景観と建物、いわゆるデザインと機能の両立を求めた結果、「平屋」を迷わず選択し進めていった。日常生活において1階と2階という空間差を設けない二世帯住宅は、「一緒に暮らす意義」のひとつの最適解ではないかと考えた。

プロデューサー

K-ATELIER 辻 和永

ディレクター

株式会社レイホク 森 一嘉

デザイナー

K-ATELIER 辻 和永

詳細情報

http://www.katelier.jp/

利用開始
2012年1月5日
販売地域

日本国内向け

設置場所

福井県三方郡美浜町山上

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

造作と景観の2点がサスティナブルとして意識した点だ。持続可能な生活環境を考え維持していくためには、その生活対応力の前提が最も大切になってくるのではないだろうか。自然景観こそ破壊する必要のないものであり、時代を経て継承し続けていきたいと願う。そのため「日本海」というかけがえのない自然を、持続可能な暮らしの一部として取り入れていることも付け加えたい。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

足の悪い母の生活にかかる負担を軽減することができた。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

この2つの世帯が今後生活を続けていく上で、もしかすると孫世代への継承があるかもしれない。50年後の社会環境がどうなっているかは不明だが、ライフスタイルの変化に対応できるデザインや機能そしてハードを計画した。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

自分たちの暮らしている期間だけの生活消費の発想ではなく、長く住み続けられる価値を醸成したつもりでいる。単なる建物の売買における不動産的価値、資産価値という観点だけでなく、暮らしの満足という無形価値も長く住み続けることで、ひとつの産業的側面もあると思う。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

社会・環境そしてエネルギーということについては、その時、独の社会背景や世界情勢なども影響するであろうことから、現状においてできうることを実現した。オール電化によりCO2の削減を意識した。また昔からある素材を使用することで「いつまでも変わらない美しさ」も意識した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

目の前に海が広がっている。その自然的景観を最大限に取り入れたことは間違いないが、それに加えて周辺環境に対する配慮と主張も同時に行っている。すなわち調和でありバランスである。低層な建物の多い街並と広がる日本海。そんな敷地環境だからこそ、「タテ」に大きくするとい概念を排除し、「ヨコ」に開き周囲と融合する外観形状とした。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

K-ATELIER/REIHOKU
株式会社レイホク
K-ATELIER

審査委員の評価

都心部から離れた緩やかな丘陵地に建つ平屋の二世帯住宅である。西側には日本海が見え東側には住宅が建ち並んでいる敷地環境の中で、西面には大開口を設け緑の風景に大きく開き、東側は下見板の外壁と白い四角い壁面で完全に閉じている。その対比がとても効いている。しかし東の道路側はハイサイドライトが設けられており、夜も人の気配を感じ、内部では採光として上手く機能している。よく練られた二世帯住宅である。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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