GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
改修住宅のビジネスモデル [新農家住宅]
事業主体名
井川建築設計事務所
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
井川建築設計事務所 (茨城県)
受賞番号
12GA10574
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

茨城県と千葉県にまたがる地域では、母屋+増築棟で構成される木造住宅が多い。こうした住宅の改修需要は確実に高まっている。第2次ベビーブーム世代が結婚して子供を産み、新しい生活スタイルにあった住環境を求めているほか、耐用年数が20年〜30年程度の設備配管の老朽化も進み交換が必要になっているためである。さらに当該地域は、東日本大震災で瓦屋根の落下や液状化による不同沈下など、さまざまなダメージを受けた。原状回復を行うのであれば、構造補強や全面改修を行いたいという要望が増えている。今回は、その地域での改修を提案した住宅である。

プロデューサー

井川建築設計事務所/代表 井川一幸

ディレクター

井川建築設計事務所/代表 井川一幸

デザイナー

井川建築設計事務所/代表 井川一幸 仲澤秀正

詳細情報

http://www.igawa-arch.com

利用開始
2011年3月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

土着的な環境において、地域性を考慮しつつも現代の生活スタイルにもフィットできる環境を創出

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

身体の触れる部分は、質感のよいもの(自然素材)を多用している

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

農家住宅の特徴である襖で区切った続き間を活かし、色々な生活状況に合わせて、可変性に富んだ空間構成としている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域住宅(農家住宅)は柱、梁がしっかりしたものが多く(きちんとした事前調査は必要であるが)、建物のストック活用として十分対応でき、地域財産として色々な活用が期待できる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

地域に根付いた住宅に手をくわえながら住みつないでいくことによって、地域全体でみた場合に醸成したまちが形成されていくと思う

ユーザー・社会に伝えたいこと

背景には、混迷化する社会情勢もあると思うが、新しいものを求めるのではなく、古いものの価値を見直す人が増えてきていると感じる。古いものをそのまま使うのではなく、現代の新しい価値を導入することで次世代に引継がれる、より魅力的なものが創造できると考える。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

井川建築設計事務所 website にて
井川建築設計事務所 facebook
井川建築設計事務所 homepage

審査委員の評価

既存家屋が地元コミュニティーと馴染んでいる様子を地域財産とみなし、「地域に根付いた住宅に手をくわえながら住みつないでいく」ことを主眼として改築された農家の例。外観を大きく変えずに、世代の違う二世帯が近く暮らす工夫がほどこされた。かつての暮らしでハレとケを使い分けた「襖で区切った続き間」を残し、可変性に富んだ空間として再生させている点も評価したい。設計者が提唱する「古くからある価値と、現代の便利の生活様式(耐震性、断熱性能、設備仕様の向上)をバランスよく組み合わせる」が体現されている好例と思われる。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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