GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
コンバージョン住宅 [居酒屋・アパートであった建物を住宅として再生]
事業主体名
イトーピアホーム株式会社
分類
住宅・住宅設備
受賞企業
イトーピアホーム株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10571
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

元々店舗であった建築物を住宅として利用できるようコンバージョン。居住者である30代の夫婦は、立地が重ねてきた時間を新しい目線で生活に変えることを望み「ミッドセンチュリーの家具が栄えること」と「将来は1Fをカフェとして商業利用すること」をデザインテーマとして掲げた。新しい生活・新しい住人・この街で新しく住んでいくことを白を基調としたカラーリングを内外に示し、建物による地域への参加を表現している。住宅機能を設備・仕様により強化することで、壊すのではなく活かす発想が生まれ、構造むき出しの天井も許容。居酒屋が住宅として生まれ変わるギャップが最大の魅力となった住宅である。

プロデューサー

イトーピアホーム株式会社 リモデリング事業部 浅賀久範、折内泰雄

ディレクター

イトーピアホーム株式会社 リモデリング事業部 浅賀久範

デザイナー

イトーピアホーム株式会社 リモデリング事業部 浅賀久範、折内泰雄

詳細情報

http://www.itohpiahome.co.jp/

利用開始
2009年10月
価格

20,000,000円

販売地域

日本国内向け

問い合せ先

イトーピアホーム株式会社 リモデリング事業部
Email: info@itohpiahome.co.jp
URL: http://www.itohpiahome.co.jp

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

他仕様・他用途の建築物をコンバージョンにより新たな利用用途・利用価値を生み、壊すより活かすものづくりを啓蒙し、サスティナブル社会の実現に取り組んでいる。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

画一的なプランに縛られた汎用住宅に住むことではなく、ライフスタイルの変化に対して既存をうまく活用できる住生活=個性を表現しやすい住宅手法であり、設備強化により満足度の高い住宅の提供が可能である。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

1F店舗・2〜3Fアパートであった既存用途を1Fキッチン・2〜3f居室と変更し、ライフスタイルと将来を加味した生活空間を可能にした。このようなコンバージョンでは内側だけでなく外への配慮も重要であり、老廃化した外観を新たに手を入れることで、壊れる・空洞化など他者の心配を排除しており地域への参加もスムーズにしている。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

アパート仕様・店舗利用の建物が住宅へと変貌するギャップはサプライズだけでなく、豊かな生活が送れる住空間の新たな手法である。本開発により壊さずに活かすコンバージョンという発想により、中古不動産流通の活性化に貢献したい。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

顧客に様々な手法で個性を叶える住宅づくりを伝えることが、リモデル事業の社会貢献であり、この個性と再利用による事例により、活かす社会環境の啓蒙に貢献したい。

ユーザー・社会に伝えたいこと

社会において提供されている住宅は画一的な汎用商品が多いが、本来は様々な課題と向き合い「思い」を形にした住宅が提供可能である。この商品を提示することで様々な住宅を検討する機会を提供し「思い」を反映したものづくりの機会を知ってほしい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

イトーピアホーム ショールーム(STUDIO2110)
イトーピアホーム株式会社のホームページ

審査委員の評価

アジアにおけるショップハウスの事例にもあるように、店舗と住まいが一体的に積層した形式は都市の職住近接のティピカルな形式であり、店舗というパブリックな空間が豊かな街並みを形成し、その場を通して居住者とコミュニティがつながる可能性をもつ。本計画では、居酒屋であった一階の形式をそのまま踏襲し、ダイニングとして転用して、将来はカフェへのさらなる転用をも視野にいれている。街並みのアクティビティを形成しているのは各建物の接地階であり、本計画ではそれが再びパブリックに開くプログラムも織り込んでおり、街並みとそこに立つ建物のリノベーションの関係を考える上でひとつの重要な方向性をしめしている。また、リノベーションの手法においても、建物のリソースを最大限に活用している点で評価できる。

担当審査委員| 難波 和彦   安積 朋子   篠原 聡子   安田 幸一  

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