GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
腕時計 [シチズン×トヨタ 86 コラボレーションモデル]
事業主体名
シチズン時計株式会社
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
シチズン時計株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10001
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

“日本発信の新しい時代の「楽しさ」を持つクルマ”を具現化した「TOYOTA 86」と、“技術と美の融合”を掲げる「CITIZEN」の理念が一致した、コラボレーションモデルです。シチズン独自の技術、光発電エコ・ドライブを駆動装置に、日本を代表するマニュファクチャーが生み出したFRスポーツカー「TOYOTA 86」をイメージした、精悍かつスポーティなデザインに仕上げました。ケースサイドにはクルマのボディを思わせる、合計11層にもなるシチズン独自の塗装コーティングを施しています。

プロデューサー

シチズン時計株式会社 商品企画本部 本部長 乾哲弥

ディレクター

シチズン時計株式会社 商品企画本部 デザインセンター チーフデザインマネージャー 榎本信一

デザイナー

シチズン時計株式会社 商品企画本部 デザインセンター デザイナー 三村章太

詳細情報

http://citizen.jp/toyota86/story/index.html

発売予定
2012年6月
価格

38,600円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

この時計は光を受ける事で自ら電力を作り出して低消費電力で駆動する「Eco-Drive」が搭載されています。原子力発電の安全性が問われる中、この時計の光発電システムは小さなものですが、使用するユーザーが直にエコロジーを体現でき身近に光発電の効果を実感できることが、持続可能な社会への意識を高めると考えています。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

車のメーターをイメージした文字板は、スポーツカー同様に視認性を重視したデザインになっています。夜光の付いた針、太いインデックス、簡潔な文字表現などによって視認性を高めることで、どんな時でも瞬時に時間を知ることができます。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

車の塗装を上回る合計11層にもなるシチズン独自の新塗装・多層コーティングは、高級感のある色彩を表現できるので、カジュアルなスタイルに彩を添えることができます。また“キズがつきにくい”という特徴も備えているためスポーツシーンにも合わることができます。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

腕時計業界では塗装という手法はほとんどとられていませんでしたが、この時計を開発するに当たっては、異なる分野の技術を取り入れ、発展させることができました。異業種間での交流は規模や認識の違いから、いくつもの壁がありますが、ひとたび手を組むことができれば新たな需要を生み出し、市場を活性化させることができます。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

クリーンエネルギーを生み出す光発電技術の研究開発を続けることが、将来のエネルギー不安に対する1つの解答になると信じています。また、有害物質であるボタン電池を排出しないのも環境問題に対して貢献している製品であると考えます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

塗装という、腕時計としては新しい試みを形にしたデザインです。高品質を維持しつつ極小パーツへ塗装するという技術は、腕時計に限らず多くのデザインに影響します。異業種間の交流や技術提携が新しい技術を生み出した好例だと思って頂ければ幸いです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

百貨店/大手家電量販店

審査委員の評価

10数年ぶりにトヨタから発売されたスポーツカー「TOYOTA 86」とのコラボレーションモデル。「TOYOTA 86」自体が富士重工業との共同開発車であり、両社が有する技術力をベースに『日本発信の新しい時代の「楽しさ」を持つクルマ』として世に出されている。この「シチズン×トヨタ 86 コラボレーションモデル」は、単に「TOYOTA 86」の製品イメージを借りたモデルではなく、異業種間コラボレーションによって自動車の塗装技術を腕時計に応用し、シチズンのプロダクトポリシーである「技術と美の融合」を通して、「新しい時代の楽しさ」、高い品質感と視認性、時代が求めるエコ性能を具現化した製品として評価された。11層にも及ぶ多重塗装を前提とし、シャープエッジを用いずに機能的にデザインされたケースは、腕への当りも良く、スポーティで精悍な高級ウォッチの新しい姿を提示している。

担当審査委員| 戸谷 毅史   川島 蓉子   サイトウマコト   廣田 尚子   山田 晃三  

ページトップへ