GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地域コミュニティ活性化の取り組み [柏の葉キャンパスシティ 街の人々をつなぐ都市型市場 「マルシェコロール」]
事業主体名
三井不動産レジデンシャル株式会社+特定非営利活動法人NPO支援センターちば
分類
パブリックコミュニケーションのデザイン
受賞企業
三井不動産レジデンシャル株式会社 (東京都)
特定非営利活動法人NPO支援センターちば (千葉県)
受賞番号
11G12029
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大規模開発の進む「柏の葉キャンパスシティ」で、地域コミュニケーションを活性化する「まちづくり」として行う都市型市場。以下の「人のつながり」をテーマとし、定期的に開催している。①「生産者と消費者」地産地消を目指し、地元企業が屋台形式で出店。生産者の顔が見える安心感で昨今の食材に対する不安を解消。②「街にかかわる人の年代・立場を超えた交流」アーティストによって作られた、コミュニケーションを促すつくりの備品や屋台、統一感のある環境、毎回行われるワークショップやパフォーマンスで、交流を促す環境。運営においても、企業・NPOだけでなく、地域の学生、出店者などが協同して行う仕組みを取り入れている。

プロデューサー

三井不動産レジデンシャル株式会社 執行役員 千葉支店長 植木 宏一、千葉支店 開発室 主査 村田宜顕 NPO支援センターちば 小溝 敏央

ディレクター

スパイラル/株式会社ワコールアートセンター 松田朋春 大田佳栄 中澤徹 株式会社シンク・コミュニケーションズ 小山田裕彦 株式会社読売広告社 早川友己 冨樫拓也 中村賢昭 清水勇輝 松井啓

デザイナー

小山田徹、Lime、シミキョウ、則武弥、ウラハラ藝大、島本直尚、富岡克朗、柏の葉ピクニッククラブ

小山田徹、則武弥

詳細情報

http://www.kashiwanoha-marche.com/

利用開始
2008年5月3日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

柏の葉キャンパス駅周辺

問い合せ先

三井不動産レジデンシャル株式会社 営業推進部ブランドマネジメントグループ
Email: h-watanabe@mfr.co.jp
URL: http://www.mfr.co.jp/

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

・様々な関係者(市民、出店者、実行委員会、ボランティア、市など)でワークショップを行う運営体制をとることなど、地域の自律した活動を目指している。・地球環境に配慮をした会場設備の制作を行っている。黒板を使ったサインやディスプレイ用の木箱等の備品、参加者にエコバッグの使用を呼びかけている。・2011年6月までで26回の開催を重ねている継続性は、地域の文化を作り上げることに繋がっている。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

「みんなでつくる、みんなのマルシェ」をコンセプトに、マルシェコロールで使用される備品は、使いやすさを考慮されたデザインかつ、人が協力しながら組み立てて準備するなどコミュニケーションを促すデザインとなっており、出店者、ボランティア関係各者が一体となって自主的に楽しみながら、開催時の設営・撤去を行っている。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

・出店者同士や消費者とのコミュニケーションが育まれることで、出店者は、消費者の意見による新たな発見、出店者同士での刺激による事業展開の気づきを、消費者には、プロの知恵の享受。・マルシェコロールの運営・企画に対して、自主性、参加性を持たせることで、ボランティアの学生や出店者にとっては、まちづくり意識への気づき・貢献のきっかけを提供。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

・「地域コミュニティ・経済」の活性化。地産地消をテーマに出店者を構成、地域に根付き、人同士が繋がる地域コミュニティを作ることで、地域経済の活性化を図っている。また、出店者間の連携により、マルシェコロールオリジナル商品の開発などが出てきている。・「地域課題解決となる新たなコミュニケーションモデル」 地域問題を抱える他地域にも活用できる地域で自立して行っていける継続性のある仕組みをとっている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

マルシェコロールの企画・運営は、まちづくりに関わる企業が営利目的の事業としてではなく、地元NPOや、出店者、学生ボランティアなどと連携しながら行われており、従来の商店街のような繋がりに加え、まちづくりにおける次世代の人材育成を図っている。また、「地域課題解決の新たなコミュニケーションモデル」として他地域へ発信、近隣エリア「柏たなか」のまちづくり活動への展開、協力関係も築きはじめてきている。

ユーザー・社会に伝えたいこと

マルシェコロールは人々のコミュニケーションを生み出し、様々な人と活動が繋がり継続していくことを目指している。ただ買い物をする「与えられるイベント」ではなく、市民一人ひとりが自主的に参加をして、主体的に作り上げていく「表現・創造することができるステージ」であると言える。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

柏の葉キャンパス駅前周辺
http://www.kashiwanoha-marche.com/

審査委員の評価

「歴史なき地域」に先んじてコモンを形成するのは簡単ではない。これらは情報提供者と受容者の関係が互いに入れ替わり解け合う事や、「日常性」と「自発性」を有している事など満たすべき条件が複数あると思われるが、本対象はそれらに対して、文化・芸術の文脈をも取り入れながら成功していると言える。

担当審査委員| 永井 一史   左合 ひとみ   タナカノリユキ   松下 計  

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