GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
クリエイティブ&サステナブル ワークプレイス [大林組技術研究所本館]
事業主体名
株式会社 大林組
分類
商業・産業用途の建築物・空間
受賞企業
株式会社大林組 (東京都)
受賞番号
11G11014
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

技術の革新/実証/発信を目指す総合建設会社技術研究所のセンターオフィス。分散していた研究機能を集約配置し、多様なアクティビティを立体的に配した2層吹抜ワンルーム型の構成によって、相互触発性を高めた知識創造型のワークプレイスとした。また立地を活かしたパッシブシステム、次世代型設備アクティブシステム、効率運用と環境活動を支援するマネジメントシステムによって国内最高水準のCO2削減率を達成するとともに、エコサイクルの仕組みによる周辺緑地の拡大などを通じて地域環境形成にも貢献していく、環境配慮型のワークプレイスとし、自然と共にあるクリエイティブかつサステナブルな新たなワークプレイスづくりを試みた。

プロデューサー

株式会社 大林組 技術研究所 所長 汐川孝

ディレクター

株式会社 大林組 設計本部 設計部 山本朋生

デザイナー

株式会社 大林組 設計本部 設計部 大西宏治 和田克明

左:大西 右:和田

詳細情報

http://www.obayashi.co.jp/tri/

利用開始
2010年9月16日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都清瀬市

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

立地を活かした自然エネルギーの徹底的な利活用システム、放射型パーソナルタスク空調システムなどエネルギー削減効果が高く快適な次世代型設備システム、居住者の環境活動を支援し周辺緑地の拡大を図るエコサイクルシステムの実現に取り組み、居住者の快適性と省エネを両立しながら国内最高水準のCO2削減率55%、CASBEE-BEE値7.6の最高値を実現した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

・内外にわたり緑を楽しめる開放的な縁側空間をワークスペースに設置。ここにコピースポットやカフェスポットなどマグネットスペースを配置することによって人が自ずと集まる、快適でリラックスした空間の中で知識創造に関わるインフォーマルなコミュニケーションを誘発している。・ワンルーム空間は所員の一体感の形成とともに、身体感覚として場の気配を捉えやすくコミュニケーション向上に寄与している。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

・各所に様々なかたちで人と人とのコミュニケーションを誘発するスポットを配置、顔を合わせて働くことの楽しさを提供している。・自然換気をあえて手動で居住者自身が操作できるようにし、環境配慮意識の高揚を図っている。削減したエネルギー/費用を居住者にポイント還元、インセンティブを与えつつ、この削減費用でさらに地域に植樹し緑を広げていく支援システムは、楽しみながら社会参加できる新たな方法を提供している。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

・気流がなく人に優しい放射型タスクパネルによるパーソナル型の新タスクアンドアンビエント空調システム、快適な自然光を利用し昼間照明の無点灯化を図る新タスクアンビエント照明システム、ICタグを利用し在席を感知して空調照明を自動で発停する制御システム等の新技術によって、最高水準の省エネの実現と快適性を両立させている。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

・自然とともにあるワークプレイスを目指し、一定の自然光量の変動や、窓直近の熱変動・自然換気風量変動を許容しつつ自然エネルギーを利用する均質オフィス環境からのシフトを提案している。・パッシブシステム/アクティブシステム/マネジメントシステムの効果的な組み合わせによって最高水準のサステナブルな建築としている。ここでの技術は、持続可能な社会のためのZEBの実現に貢献している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

相互触発のために様々なかたちでコミュニケーションできる空間環境のデザイン手法、また光や熱など自然の変動を受け入れ楽しみながら快適かつ省エネなサステナビリティを実現するパッシブデザインの手法、居住者の環境活動や社会参加を支援するマネジメントデザインの手法など、いくつかの試みが私達のワークスタイルを変えつつ広く社会に浸透していくことを願っている。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都清瀬市
http://www.obayashi.co.jp/tri/

審査委員の評価

豊かな自然環境の中にある低層型のオフィスビルである。低層であることや周辺に十分な余裕があることを適切に生かしながら快適そうなワークプレイスが生まれていることを感じさせる。また、地域社会への配慮も評価された。

担当審査委員| 北山 恒   乾 久美子   南雲 勝志   廣村 正彰  

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