GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
自転車 [サクレ]
事業主体名
株式会社スカラバイク
分類
乗用車、バイク、自転車、モビリティ関連商品
受賞企業
株式会社スカラバイク (東京都)
受賞番号
11G08005
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Sacerの自転車フレームは、世界最高峰の技術を有する職人のハンドメイドです。世界最高のフレームの素晴らしさを言葉では伝え切れません。しかし、乗って頂ければ誰でもその素晴らしさを体感できます。その感覚はきっと、生まれてはじめて乗った自転車の記憶を、鮮明に思い起こす楽しさです。このフレームに組み付ける様々なパーツは、すべて丁寧に仕立て上げられた一級品です。ネジひとつに至るまで、妥協せずにつくり上げています。自らの力で走るという単純な目的だからこそ、必要最小限の研ぎ澄まされたカタチ。だからこそ楽しいものでありたい。だからこそこだわりたい。「ずっと乗っていたい」と感じて頂ければ、幸いです

プロデューサー

株式会社スカラバイク 代表取締役 小池洋成

ディレクター

株式会社スカラバイク 代表取締役 小池洋成

デザイナー

株式会社スカラバイク 代表取締役 小池洋成

詳細情報

http://www.scarab11.com

発売
2010年10月1日
価格

420,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

問い合せ先

株式会社スカラバイク
Email: toiawase@scarab11.com
URL: http://www.scarab11.com

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

自転車はこれまでもサステナブルなプロダクトとして人と係わっている。しかし昨今は廉価な自転車が市場を席巻し、「使い捨て」感覚が圧倒的だ。廉価な設計は耐久性も削らざるを得ない。結果として「使い捨て」せざるを得ないスパイラル。Sacerはそれに対し、長く所有欲を満たし、心地よく色あせないデザインにより所有者と深い関わりを持つ自転車だと信じる。その市場を確保することが自転車にとってのサステナブルと考える。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

眼で見て、脳で判断し、腕で方向を定め、足でペダルを踏み進む。その一連の動作で身体は敏感に感じる。それは移動する目的を達成するだけでなく、操作する感覚、心地よさ。敏感な手先が触れるグリップは、最高級イタリアンレザー。使うほどに手に馴染んでいく。垂直誤差0.5㎜未満で成形されたフレームと、最高精度のベアリングは、踏み込んだ力をダイレクトに、スムーズに地面に伝える。その心地よさは他を圧倒する日本の匠の技

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

人と時間に追われ、ともすると急ぎ過ぎている自分に気がつく。そんな時、歩くよりも少しだけ早く、莫大なエネルギーを消費する乗り物より少し遅い。そんなちょうど良い速さが日常をリセットする。そんな自転車は、一生モノの愛車でありたい。大人の所有欲を満たすプロダクトは、型を使いまわし、少しだけ流行の色や形を加えたデザインなのか? だからこそ丁寧に仕立て上げた自転車で生活に彩りを添えたい。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

自明のことだが、どんなに美しい工業製品でも、それはアートではない。だからこそどの時代においても売れる形をデザインしたい。ハンドメイドというニッチな技術は、市場シェアを多く確保は出来ないが、デザインの力で認知度を高めることで必要なシェアを確保したい。それこそが長年積み磨いてきた巧みの技を繋ぐ唯一の方法である。Sacerのデザインが市場にあることが、その蓄積された技術を次世代に渡す方法と考える。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

自転車を都市交通システムに組み込むことは、世界中のトレンドとして取り組まれている。日本も例外ではなく、自転車専用道のネットワーク化、自転車シェアリングシステムなどが実施・検討されている。その流れの中で遅れている部分の一つは、自転車に対する認識の低さである。使う側の自転車を大切にする気持ちを高揚させることは、全体のモラルの向上を促す。その部分に対し絶大な影響を与えるプロダクトである。

ユーザー・社会に伝えたいこと

誰しも、お気に入りの持ち物があると思います 使うことが楽しくて見ていると嬉しくなる宝物 洋服、靴、ネックレス、腕時計、小さい時からずっと一緒のボロボロになったクマの人形 自転車は移動の道具としてだけではなく、宝物の一つになる道具だと考えます 毎日乗る人も、たまの人も、楽しんで使って頂く 歩くより少し速いスピードで、いつもより少し高い目線で、一緒に街をまわる愛車は、幸福な時間を乗せる宝物

どこで購入できるか、
どこで見られるか

FIGBIKE、スタンダードブックストア、ネオマート、クロスカントリー、プロペラカフェ、鳴木屋輪店、HS HAYASHISYOTEN
http://www.scarab11.com/shop.html

審査委員の評価

フロントスポーク、細く繊細に組まれたメインフレーム、美しく塗られた塗装、職人のハンドメイドならではにシンプルで美しくまとめられボディーは評価に値する。フレームの溶接の後もきれいに処理され、接合部とは思えない見ごたえのある形状になっている。部屋の中にディスプレイして毎日眺めていたくなるような、芸術品と言える出来栄えだ。身の回りで使う様々な道具は、このようなこだわりをもった美しいもので取り囲まれた環境で生活したいものだ。

担当審査委員| 山村 真一   木村 徹   原 研哉   福田 哲夫  

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