GOOD DESIGN AWARD

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CC

2011

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
装飾壁材 [クールジャパン 杉 ボーダータイプ]
事業主体名
朝日ウッドテック株式会社
分類
住宅設備機器
受賞企業
朝日ウッドテック株式会社 (大阪府)
受賞番号
11G04089
受賞概要
2011年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

国産杉を活用した内装用調湿デザイン建材。構造用柱材を製材する際に生じる端材を選別・活用することで、国内林業の活性化にも貢献する環境配慮型建材である。木目や材色を厳選し、表面意匠に素材感を活かした立体的な曲線形状や浮作りなど魅力的な4デザインを施したプレミアムと、節や色柄などのキャラクターをデザインに取り入れたキッズの2シリーズがある。当商品は杉材の持つ調湿性能を最大限に引き出す表面と裏面の加工形状・浮かして取付ける施工方法を持ち、エネルギー源を必要としない調湿機能を有する。寝室やリビング、子供部屋に設置することで身近に木材の意匠・手触り・香りなどを体感できる快適な室内空間を提供する。

プロデューサー

朝日ウッドテック株式会社 商品部開発第1ユニット 部長 永見義広

ディレクター

朝日ウッドテック株式会社 商品部開発第1ユニット建材開発室 室長 林淳一

デザイナー

朝日ウッドテック株式会社 商品部開発第1ユニット建材開発室 室長 林淳一、長谷川陽伸

林淳一(右)、長谷川陽伸(左)

詳細情報

http://www.woodtec.co.jp/lineup/wall/interfit_sugi_border/

発売
2011年4月22日
価格

9,300 ~ 18,795円 (単位:枚)

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

日本では国産材の需要が少ないため林業が低迷し手入れの行き届かない森林が増える悪循環に陥っている。当商品は国産材を活用することで日本の木材自給率を高めるとともに、住宅内装材に形を変えてからもCO2を固定し続ける「都市の森(木の居住空間)」を形成する。意匠・機能面で付加価値を付け魅力を高め需要喚起することによる経済効果を通じて国内林業を活性化し、森林と人、地球にとって持続的な環境循環の実現に寄与する。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

木質材料は、住宅や施設の内装に使うことでストレスを軽減するなどのリラックス効果、癒し効果があることが確認されている。当商品は無塗装、または自然塗料仕上げにすることで、素材本来が持つ木目と木肌の美しさや香りを感じることができる。さらに最大限に引き出した調湿機能が穏やかに室内の湿度環境を保ち快適な空気環境を実現している。木の持つ魅力と機能を最大限に引き出し住まい手に健康で快適な空間を提供する。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

現在の住宅では壁面・天井面の大部分にビニールクロス等の人工素材を使用することが多くなり、天然の素材を使うことが少なくなっている。生活の大半を室内で過ごす現代人にとって室内空間を快適に保つことは、日々の健康に大きく影響する。この商品を壁面に取り付けることで、木が本来持っている視覚・香りによるリラクゼーション効果、調湿機能などを提供し、住宅における健康な生活環境の維持に役立つ。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

今日では杉材は構造材として使用されることが多く、内装用壁材としてはあまり活用されていなかった。新たな視点を持った装飾用パネルを提案できたことで、杉の今後の建築材料としての使用用途を拡大し住宅産業のインテリアの魅力アップに貢献できる。また、付加価値を高めることで山元へ利益を還元し、国内における木材の自給率向上、国内林業の活性化に貢献する。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

国内の人工林のうち60%が杉であり、戦後に一斉に植林し伐期をむかえた杉は国内に豊富に生育しているが需要はまだまだ少ない。そして杉の用途は構造材としての使用が多く、内装材としてほとんど利用されていないのが現状である。そこで当商品は構造材として使用しにくい部位を積極的に活用した。木材を適材適所で無駄なく活用することを通じて日本の林業を活性化させ、日本の森を守ることに貢献することが出来る。

ユーザー・社会に伝えたいこと

これからの時代は天然素材の持つ意匠の魅力、機能に注目し、洗練されたデザインを施し活用していくべきだと思う。木材は唯一再生可能な資源であり、また人に優しい素材である。ストレス社会と言われる現代、人の暮らしを支える住宅に、日本の木の文化を支えてきた杉材を活用した素敵な内装材を使ってもらいたい。そして木の良さを実感してもらえればと思う。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

本社ショールーム及び東京ショールーム
http://www.woodtec.co.jp/showroom/index.html

審査委員の評価

国産杉を活用した様々な造形テクスチュアを持つ内装建材である。壁から浮かして施工する工法や裏面にも溝加工を施すなど、天然杉が持つ調湿機能を最大限活かせるようデザインしている。美しい造形テクスチュアもさることながら、国内の林業を守るために材料を国産材に限定したことや、構造用柱材の製材時に発生する端材をうまく活用していることなど、環境配慮性の高さが評価された。

担当審査委員| 山本 秀夫   岩崎 一郎   川上 元美   橋田 規子  

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