GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
レンズ交換式 デジタルカメラ / レンズ交換式 デジタルHDビデオカメラレコーダー [Eマウントレンズ商品群 "α" NEX-5 / NEX-3、"ハンディカム" NEX-VG10]
事業主体名
ソニー株式会社
領域/分類
ネットワーク領域 - 個人向けA&V機器
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
受賞番号
10E03028
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

NEX-5、NEX-3は、APS-Cサイズの“Exmor”APS HD CMOSセンサーと高性能交換レンズの組み合わせにより、高解像度・低ノイズ・美しいボケと言った一眼カメラ画質の写真やフルハイビジョン動画が撮影できる”α”シリーズのレンズ交換式デジタルカメラ。特にNEX-5はレンズ交換式デジタルカメラにおいて世界最小・最軽量のボディを実現(2011/5/11 広報発表時)。同交換レンズが装着できるデジタルHDビデオカメラレコーダーNEX-VG10では、同じくAPS-Cサイズイメージャとの組み合わせにより従来のビデオカメラでは実現し得なかった表現力に幅を持たせた動画撮影を可能にする。

プロデューサー

ソニー株式会社 コンスーマー・プロフェッショナル&デバイスグループ PI&S事業本部

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 新津 琢也、高橋 正宏

デザイナー

ソニー株式会社クリエイティブセンター 髙木 紀明、日比 啓太、宮下 身

詳細情報

http://www.sony.jp/ichigan-e/

発売
2010年6月3日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

一眼レフカメラ同等の高画質や表現力を可能にしながら、大きくて重い一眼レフカメラの行動範囲の制限を解放する驚異的な小型ボディを実現した両機の発売により、お客さまがこれまで体験できなかった映像の楽しみ方を提供する。このような新しい魅力の提案により新たなカメラユーザーや市場を創造する。 ビデオカメラにおいても同交換レンズシステムでプロ並みの高画質で豊かな表現力の動画制作を楽しむユーザーの期待に応える。

デザイナーのコメント

NEX-5はレンズの”円筒”と液晶パネルの”四角い板”の組み合わせを骨格にした新しいカメラの原型をミニマルフォルムで表現。ボディからマウントがはみ出しているのは、レンズ径を置き去りにしてしまう程のコンパクト感をカメラのアイコンにしたかった。NEX-3は想定ユーザーのテイストに合わせ込み、グリップ部は長い爪の人へも配慮して柔らかい造形で4色のカラーバリエーションも用意した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

NEX-5、NEX-3は、一眼レフカメラの高画質性能には興味はあるが、大きくて重くて難しそうという点で敬遠していたコンパクトデジタルカメラユーザーや、高画質なセカンドカメラを所望していた一眼レフカメラユーザーを想定。ビデオカメラレコーダーNEX-VG10は、プロ並みの高画質で創作系動画を撮影して楽しみたいお客様や、高額機材が利用しにくい環境にある映像制作を学ぶ学生を想定。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

NEX-5、NEX-3はコンパクトカメラのように手軽にバッグに入れて持ち歩ける小型化を実現できた為、日常のワンシーンをも一眼レフカメラ画質で静止画、動画を気軽に撮影する事が出来るようになった。また、ビデオカメラレコーダーNEX-VG10では低価格でプロ並みの表現豊かな映像を創作できるようになった。どちらもこれまで体験できなかった新しい映像の楽しみをより多くのユーザーに提供できるようになった。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

高画質且つ豊かな映像記録体験を、より小型で簡単に、より低価格で提供することで映像制作文化に携わる人を増やし裾野を広げる貢献を可能にする。また、カメラ本体内ヘルプガイド機能を充実させた結果、操作性の向上と同時に紙の取扱い説明書のページ数を180から84に削減。パッケージに於いてもボディにレンズを装着した状態の梱包形態を実現、梱包材を半減させ収納効率を向上し他社比約50?22%の小型化に成功。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ソニーストア銀座・名古屋・大阪
http://www.jp.sonystyle.com/Store/

審査委員の評価

近年、ブログやSNSなどの拡大により、「“人に見せる”ことを前提とした写真や映像を撮影したい」と考える層が増えている。それらのひとびとは、デジタル一眼レフカメラや高機能なフルハイビジョンムービーカメラの潜在的な購買層だが、カメラの重さや大きさに起因するポータビリティの低さ、操作の難しさ、価格の高さなどから購入を躊躇しているのも事実である。しかし、SONYから提示された「Eマウントレンズ商品群」には、これらのためらいを払拭するだけの力、所有欲を喚起させ、使い手を満足させるハード・ソフト両面の力がある。例えば、同社のデジタル一眼レフに採用されているAPS-Cサイズの撮像素子を採用し、豊かな表現力を求めるユーザへの訴求力を持ったこと。またレンズの取付け面から撮像素子までの距離を極限まで短くし、コンパクトさとポータビリティを高めた点、高精細な液晶モニタとその直近に用意されたソフトキーやコントロールホイール(ハンディカムではコントロールダイアル)を活かしたこだわりのGUIによってもたらされる簡便な操作性は、ターゲットとするユーザ像に合致するものとなっている。またさらに特筆すべきは、このシリーズの造形に対するアプローチである。新たな原型を目指した真摯なデザイン姿勢は、日本のモノづくりの将来に光明を与えてくれる。

担当審査委員| 柴田 文江   川島 蓉子   戸谷 毅史   宮崎 光弘  

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