GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
公共交通バリアフリー情報提供システムのモデル構築と展開 [“えきペディア”バリアフリー案内システム]
事業主体名
NPO法人まちの案内推進ネット
領域/分類
社会領域 - 公共サービスシステム
受賞企業
NPO法人まちの案内推進ネット (大阪府)
受賞番号
10D09005
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

外出前の事前情報としての交通機関のバリアフリー情報に対する高いニーズに対応するため、弊所WEBサイト“えきペディア”では全国地下鉄駅のバリアフリー施設や統一デザインの構内マップを公開し、さらに利便性を高めるためモバイル対応や冊子化も進めている。また、よりわかりやすいものとするため、アンケートによる利用者評価とデザイン改善を行い、情報更新を実施している。整備が進むバリアフリー施設に対して、それらを効果的に利用するための案内情報の整備が基準作りも含め遅れている。ターミナルなど整備重点地区における案内整備など、公共交通利用における喫緊の課題といえ、現況改善に向けた有意なモデルとならんことを願う。

プロデューサー

NPO法人まちの案内推進ネット 岡田光生

ディレクター

NPO法人まちの案内推進ネット 岡田光生、石丸昌彦、松本栄造、伊藤達司、竹林篤実+株式会社フィードテイラー 大石裕一

デザイナー

NPO法人まちの案内推進ネット 平松 孝、深澤真実、岡田光生、東 真吾、松本栄造、加藤啓子、中西光子、上野寿美子+株式会社フィードテイラー 大石裕一、伊藤 啓 +メタ・グラマー 鎌田義昭

詳細情報

http://www.ekipedia.jp/

WEBサイトえきペディア公開開始
2006年11月20日
価格

200,000,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

公共空間のバリアフリー化については、施設整備は進められているが、それらの施設利用のための案内情報整備は遅れており、喫緊の課題である。案内情報整備においては、障がい者などの移動制約者等への対応として狭義に捉えるのではなく、全ての利用者への移動支援に結びつく情報整備の視点が求められる。超高齢化社会の到来を見据え、交通機関間移動をシームレスに案内するシステムの実現をデザインの側面から図る。

デザイナーのコメント

バリアフリー情報の提供は、利用者の情報理解の負担軽減や、地域、施設、利用メディアが異なってもスムーズに理解できる内容や表現の整合性、統一性が求められる。しかし交通事業者により提供されている移動円滑化経路案内図は、バリアフリー新法に仕様規定が無いことも一因し、各社各様で統一性が見られない。このため他所における情報提供整備のモデルとなるよう標準化の検討とともに、導入・展開における検証をすすめている。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

“外出と交通の案内について”調査を実施した結果、外出に際して駅についての不安は大きく、介助者や障がい者はバリアフリーであるか(移動できるか?トイレが利用できるか?)、健常者では迷わないかが不安であり、そのためインターネットなどで調べるが、欲しい情報が満足に入手できないとの不満が多かった。障がいの有無によらず、駅などの知っておきたい情報が出かける前に入手できる案内へのニーズが大きかった。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

外出に伴い必要な駅についての情報が、外出前や外出先でも情報閲覧し易いように、えきペディアのWEBサイト・印刷物・携帯端末のアプリケーションとして、全国9都市の地下鉄路線図と全駅の【移動円滑な経路のシンプルで分かりやすい“らくらくマップ”案内図】【当事者が施設利用の可否を判断できる駅出入口・トイレの設備・機能内容とその写真】を現地調査を踏まえ、色覚対応の統一仕様で表現し提供。情報更新を継続実施。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

WEBえきペディアは行政・諸団体・企業も含め数多くのリンクが貼られ活用されているが、バリアフリー情報提供の必要性を広くアピールし、また具体的情報提供の連携を図るため、新潟国体、アジアユースパラゲームズなどスポーツ大会や食博覧会など集客イベントの主催者に、交通アクセスや会場・施設のバリアフリー情報をWEB等で広く案内提供することを薦め、開発した“えきペディア”コンテンツを提供するなど協力している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

アップストア、アマゾン、一般書店
http://www.ekipedia.jp/

審査委員の評価

公共交通機関をバリアフリーに利用するためのコミュニケーションデザインにいち早く取り組み、またユーザーの評価に基づく改善を継続し、バリアフリーマップのデザインモデルを確立した。さらに、印刷物からWeb,Mobileと、シームレスな情報アクセスをサービスとして提供しており、こうした取り組みは高く評価できる。

担当審査委員| 紺野 登   國澤 好衛   日高 一樹  

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