GOOD DESIGN AWARD

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2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
環境常時監視システム [環境常時監視システム]
事業主体名
富士通株式会社
領域/分類
社会領域 - 公共サービスシステム
受賞企業
富士通株式会社 (神奈川県)
受賞番号
10D09003
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

環境常時監視システムは、各地域に大気・水質の測定局を設け、汚染物質の測定データを「収集・監視」し、そのデータは自治体のホームページや大型表示装置で、地域住民をはじめ企業に「公開」します。本システムは、長年培った計測・監視・制御技術を核に、実際に監視業務を行うお客様の立場にたち開発しました。この環境情報「見える化」のデザインは、環境基準の達成状況や光化学スモッグ注意報等の発令判断の情報化、地域住民が「安心(健康保護)」と「安全(生活環境保全)」を図るための情報を提供します。そうした情報化は自治体と企業、地域住民がひとつになり、環境問題について考えるコミュニティの役割を担います。

プロデューサー

富士通株式会社 セキュリティソリューション本部長 佐藤均

ディレクター

富士通株式会社 セキュリティソリューション本部 パブリックソリューション統括部 福野哲也、山根和哉+富士通デザイン株式会社 シニアデザインディレクター 高本康明

デザイナー

富士通株式会社 セキュリティソリューション本部 パブリックソリューション統括部 山本成美、菅野展行、後関健司、岩見敏+富士通デザイン株式会社 寺西広太郎、宮入麻紀子、山田桂

発売予定
2010年10月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

地方自治体:庁舎(センタ局)および観測局(子局)

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

環境問題解決のためには、共通の理解の下に「住民と自治体・企業のパートナーシップ」が重要です。本システムは、自治体の立場にたち「環境情報の見える化」をデザインすることで、地域住民と自治体・企業の双方に対して適切な環境データを提供し、「安心・安全の確保」と「地域が一丸となった環境問題への取組み」の支援を目指します。

デザイナーのコメント

自治体や企業と共に、地域の安心・安全を支えたいという思いで開発しました。特に、環境の監視業務に従事している方の作業負担を軽減すべく、システムのUI改善に注力しました。これまでのシステムは、機能重視、開発効率を優先する無機質なものでしたが、本システムは、初めて監視担当者の立場で開発を行った「革新的な製品」と言えます。我々のために監視業務を行う彼らに、開発者の気配りを感じてもらえるデザインです。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

地方自治体の環境対策部門をはじめ、地域住民、企業、環境省の方を想定してます。特に、自治体内においては、監視業務を行う専門職員の確保は困難な状況で、ジョブローテーションにより2?3年ごとに監視業務の担当者が変わってしまいます。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

環境汚染状況の「見える化」により、客観的に現状を捉えることで、これらの発生を未然に防ぐ自治体や企業の環境貢献活動に対する意識を高め、環境浄化に関する技術の向上を図る事ができます。実際に、監視業務を行う担当者にとっては、ユーザビリティの向上により、監視業務や引き継ぎの負荷を軽減します。また、地域住民に対しても、日頃の環境問題への啓蒙活動や環境教育の一助とすることが出来ます。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

環境常時監視システムは、大気汚染および水質汚濁状況のリアルタイムデータの「収集・監視・公開」を実現しました。長期的に本課題に取り組むことで、自治体の監視業務の流れを理解し、「風向や風速別」などの分かりやすい関連データの提供や監視業務の効率化を実現しました。その結果、地域の公害規制条例の施行や各企業の協力体制によって、地域の環境改善において大きな成果をあげました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

富士通株式会社 全国支社支店  ※お客様先での個別デモに対応しております

審査委員の評価

長年の取り組みで蓄積されたノウハウを基に、大気や水質などの情報をリアルタイムに収集・監視するためのシステムを利用者の視点から改善を図り、地域の住民や企業に対し優れたコミュニケーションデザインを提供したこと。さらに、運用者にもフレンドリーなインターフェースデザインを提供した点が評価できる。

担当審査委員| 紺野 登   國澤 好衛   日高 一樹  

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