GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
蒸気ボイラシステム [BP-201、SQ-3000/2500/2000AS等の小型貫流蒸気ボイラを組み合わせた蒸気供給システム]
事業主体名
三浦工業株式会社
領域/分類
仕事領域 - 産業・土木建築関連機器設備
受賞企業
三浦工業株式会社 (愛媛県)
受賞番号
10C01023
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

近年の蒸気供給システムでは、法的区分が小型ボイラの範疇のボイラを複数台設置して必要蒸気量を賄う形態が主流となっている。ボイラ用水として最適な水質に改質する付帯設備等も発達し、高性能な蒸気を得るためには複雑な設備構成となるケースが多い。本ボイラシステムでは、ボイラ室オペレーションパネルにてボイラ室内各機器の状態を集中監視しながら複数台の蒸気ボイラを台数制御により最適運転し、万一のトラブルを予見してメンテ拠点に自動通報することで故障を未然に防ぐメンテナンスサービスに結びつける。システム化によって、燃料、水、電気の使用量を削減し、煩わしい日常管理の手間を省力化し、高品質な蒸気の安定供給を可能にする。

プロデューサー

三浦工業株式会社 常務取締役技術本部長 越智康夫

ディレクター

三浦工業株式会社 RDセンター軽量化デザイン室 チーフエンジニア 八木義隆

デザイナー

三浦工業株式会社 RDセンター軽量化デザイン室 チーフエンジニア 八木義隆

詳細情報

http://www.miuraz.co.jp/product/boiler/steam/sq.html

発売予定
2010年10月1日
価格

1,350,000 ~ 500,000,000円 (ボイラ室オペレーションパネル(BP)1台と蒸気ボイラ複数台のユニット。BP単体で定価135万?150万円、蒸気ボイラが上位モデル1台で定価約1,500万円。)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

蒸気を得るためにさまざまな装置を提供するというよりも、必要なときに必要な量の高品質な蒸気を効率よく供給するサービスを提供していきたい。そのためにはまず、日常の操作や管理の手間を極力省き、生産財としての運転にあたっては一切の不安を払拭して安心して使用してもらいたい。それに見合う品質とデザインを実現することを目的とした。

デザイナーのコメント

ボイラ室オペレーションパネルにおけるボイラ室内各機器の状態監視の機能を増幅しつつ、システム全体で省エネ・省力化に貢献する商品コンセプトの表現に注力した。同時に、本システムを使用することで、使用者やその企業にとって良い未来に繋がっていくということを感じ取ってもらいたい。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

かつて産業用蒸気ボイラはボイラ構造規格に属するものが主流であったとき、取り扱いにはボイラ技師の資格が必要であった。約20年前からこれらのボイラが小型ボイラ構造規格に属するボイラの多缶設置に置き換わってきており、この場合は取り扱い資格も不要(事業主による特別教育は必要)となっている。本装置のターゲットは小型ボイラ多缶設置ユーザであり、専門的な資格を所有していない人が対象となる。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

省エネ運転によるCO2排出量の削減、集中監視による日常管理の手間削減、自動通報?スピーディなメンテナンス対応による故障の未然防止を実現。これによって、必要なときに必要な量の高品質な蒸気を、経済的かつ安定的に得ることができるという総合的な安心感を提供する。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

ボイラ単体の運転効率向上のため最適燃焼ステージ(エコ運転ポイント)を新設定、エコ運転ポイントを優先する台数制御と組み合わせてシステムとして高効率化。また排水方法の最適化を始め各種ロス分の抑制と合わせてCO2排出量を削減。その結果得られる省エネ効果により運用コストも同時に低減。法的区分小型ボイラの範疇でボイラ単体の最大蒸発量を増やし、設置時の台数減による省スペース化とメンテナンス費の抑制に貢献。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

お近くの営業所へお問い合わせください。
http://www.miuraz.co.jp/group/index.html

審査委員の評価

小型ボイラを複数台連携し、オペレーションパネルによって集中管理するシステムデザインが高く評価された。操作パネルのインターフェイスは直感的に操作でき、各ボイラ機器内の状況を警告表示することで管理者との間にインターラクションが成立している。ボイラー室の暗いイメージを払拭した意欲溢れたデザインであると、審査員全員から金賞候補に推薦された。

担当審査委員| 山田 晃三   大島 礼治   村上 存  

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