GOOD DESIGN AWARD

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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
楽園生活「土塁の家」 [楽園生活「土塁の家」]
事業主体名
株先会社 長崎材木店
領域/分類
生活領域 - 戸建住宅・集合住宅
受賞企業
株式会社長崎材木店 (福岡県)
受賞番号
10B08063
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

現代社会に於いて、住宅を建築事態自体が環境に対して負荷をかけている。ゆえにできる限り負荷を抑え、さらには建築前よりも緑化を施し、水質環境を整えることが望まれる。建設時にでる掘削残土を建築の土塁として活用し盛り土の塀にすることによって緑化を促し温暖化対策をとる。また土塁により都会の極小地に於いて敷地を有効に使ったローコストな建築を可能とした。また通り土間を設けることにより、かって町家にあった中庭をつくる、中庭には廃棄ガラスというリサイクル資材を再利用した浄化システムを組み込み住まいという小さな環境単位器の中に生物から植物、バクテリアに至るまで一つの生態系を形成し循環型の環境を享受する楽園とした。

プロデューサー

株式会社長崎材木店

ディレクター

長崎秀人

デザイナー

西岡 弘

設計提案者の西岡弘建築工房の西岡氏

詳細情報

http://www.nagasakizaimokuten.co.jp/

発売
2010年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

福岡県太宰府市

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

建築時に出る残土で盛った土塁壁によって建物の壁と塀を一体化。それにより都会の極小地に於いてもローコストで敷地を有効に使った建築を可能とした。また土間でと水回りをつなぐことによりできる内庭に廃ガラスをリサイクルした水質浄化システムを組み込むことにより、住まいという器の中に生物から植物バクテリアに至るまで一つの生態系を形成。住宅という小さな単位ではあるがを生物多様性時代の一つの循環型空間を形成する

デザイナーのコメント

現代社会に於いて、住宅を建築自体が、環境に対して負荷をかけている事を我々は認識すべきである。ゆえにできる限り環境に対する負荷を抑え、さらに建築前よりも緑化を施し、水質環境を整えることが望まれる。また建設時の掘削残土をローインパクトな建築材料として再利用し廃棄ガラスというリサイクル資材によって水質の浄化を図りつつ環境を整えることを目的とした。建物も周囲の景観になじむよう地域の素材を使った。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

現代社会において、土地のコストはデフレの局面においても都心部の土地入手は困難を極めている。若年層にとってはなおさらのことであるが、反面都心では相続等のため土地が売りに出され、開発業者等により切り売りされているのが現状である。結果として極小地に建築可能面積一杯に建築することは環境の悪化を招くことになる。建築に対しても環境にも考慮した住処を望む人の為の楽園を想定した。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

掘削残土を建築材料として再活用し、土塁壁を塀と住宅の一部とすることにより極小地に於いてもプライバシーを保ちつつ、敷地を有効に使ったローコストな建築を可能とした。緑化を促すことによって温暖化対策をとる。またかって町家にあった通り土間を設ける事によって壷庭をとり、廃棄ガラスを利用した浄化システムを組み込み住まいという小さな環境単位の中に一つの生態系を形成し循環型の環境を享受する住処を実現。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

できる限り負荷を抑えるた為に、建設時にでる掘削残土を建築の土塁として活用しさらには建築前よりも緑化を施し、緑化により温暖化対策をとる。同時に都会の極小地に於いて、敷地を有効に使ったローコストな建築を可能とした。また通り土間によりかって町家にあった中庭ができ、中庭に廃棄ガラスというリサイクル資材を再利用した浄化システムを組み込み、水質環境を整え循環型の環境を享受する住処とした。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社 長崎材木店 福岡南展示場 福岡県太宰府市向佐野2-5-9
http://www.nagasakizaimokuten.co.jp/mh/index.html

審査委員の評価

土塁を用いるところが野心的。緑化がすすめば堅牢さより緑の低い生垣のようになり、相対的に外壁が低く感じられて街路の圧迫感がやわらぐと思う。残土処理以外の点で、温熱環境的にも有利なことがあればもっとよい。

担当審査委員| 難波 和彦   高橋 晶子   手塚 由比  

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