GOOD DESIGN AWARD

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2010

GOOD DESIGN|サステナブルデザイン賞

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受賞対象名
構造用面材 [ケナボード]
事業主体名
パナソニック電工株式会社
領域/分類
生活領域 - 住宅設備
受賞企業
パナソニック電工株式会社 (大阪府)
受賞番号
10B06046
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

・エコ配慮素材のケナフから生まれた「強く柔軟で軽い」「結露を防ぐ」新しい耐力面材。・成長が早くCO2吸収能力の高いケナフを木材の代替とすることで森林資源の保護に貢献。・壁倍率3.2倍、2.8倍の高強度を実現。構造用合板使用時より耐力壁を減らせるので空間設計の自由度が高まる。・優れた透湿性能(構造用合板の約10倍)で壁内結露を抑え住まいの耐久性を保てる。・軽いので(構造用合板の約3分の2)スピーディーかつ安全に施工できる。・当社内装引き戸基材にも展開。薄く軽く天井までの高さでも反らないシンプルで現代的な引き戸デザインを実現。

プロデューサー

パナソニック電工株式会社 住建新事業・商品企画部 河合一男

ディレクター

パナソニック電工株式会社 新規商品創出技術開発部 住建開発部ケナフ商品開発グループ 奥平有三

デザイナー

パナソニック電工株式会社 新規商品創出技術開発部 住建開発部ケナフ商品開発グループ 奥平有三

詳細情報

http://sumai.panasonic.jp/kenaboard/

発売
2005年8月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

「強さ」「軽さ」「施工性」「透湿性」「耐久性」など、構造用耐力面材に求められるすべての高性能。

デザイナーのコメント

ケナボードは用途が構造用耐力面材の為、完工してしまうと壁内に隠れ通常は見る事ができない。しかし大切な住まいを守り耐久性を高める上で非常に重要な構造部分といえる。見えない部分だからこそこだわり、高強度かつ高透湿性能で結露を抑えられ安心できるケナボードをお勧めしたい。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

施主、住宅会社、工事店、建築設計事務所。特に住宅の耐久性だけでなく空間設計の自由度を求め、且つ環境配慮や現場作業員の安全快適性に対する意識も高い方々。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

・エコ配慮素材のケナフ採用で地球環境への配慮 ・透湿性が高く壁内結露を軽減する事による住まいの耐久性UP ・壁倍率3.2倍、2.8倍で住宅の耐震性向上と設計の自由度UP ・現場作業員の安全と省施工性UP

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

世界初の自社開発ケナフ繊維ボードを採用し、構造用耐力面材に求められる全ての性能を高めた。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

TEL 03-6908-1131(パナソニック電工 大代表)に「住建商品のケナボードの件」とお問合せください。
http://sumai.panasonic.jp/kenaboard/index.html

審査委員の評価

デザインは現在、地球環境に配慮しているか、クリーンエネルギーを考慮しているか、生産は フェアな労働条件下でおこなわれているかなど、環境に対して、更には社会に対して倫理的であるかが問われている。一方地球上では、森林伐採、特に熱帯雨林 でのそれが問題となっている。そうした中、同社が着目したのは生育の早い植物、ケナフであり、マレーシアのクアンタン周辺にて、ケナフの栽培からボードの 生産までの一貫生産を開始している。従来からケナフは非木材繊維として、紙の生産などに使われていたが、ボードに加工する場合、生産の工程で生まれる廃棄 物が30%にもなること、あるいは生産過程のダストなどに問題があった。同社のケナフプロジェクトのメンバーは、こうした問題に立ち向かい、知恵を絞り、 ケナフのちりのちりまで無駄にしない生産システムの構築を推進している。例えば、バイオマス発電事業をセットで開発し、工場内で使う電気エネルギーに充当 しようとする試みに着手するなど。まさに積極的に社会的責任を担い、倫理的なデザインとして結実させている好例といえる。プロジェクトチームは、今後は一切のバインダーを使用せずに、ケナフと熱・圧力だけで仕上げる構造用壁材の商品化を目指すという。

担当審査委員| 川上 元美   五十嵐 久枝   岩崎 一郎   須藤 玲子   橋田 規子  

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