GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2010

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
乳幼児の口腔発育研究団体の活動 [プライマリー・オーラルケア研究会]
事業主体名
コンビ株式会社
領域/分類
身体領域 - 個人向けのサービスシステム
受賞企業
コンビ株式会社 (東京都)
受賞番号
10A06004
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

『生まれた直後から3歳頃までの口まわりの発育(口腔発育)を統合的に考えることが、その後の子どもの成長(言葉の発達や正しい咀嚼等)のために重要。』という考え方に基づいて、助産師、歯科医、作業療法士などの専門家とネットワークを構築。学際的な研究を通して哺乳、離乳、自分で飲む、手や道具を使って食べる、歯の手入れ…等、発達を支援するための商品開発や、最新の知見に基づいた情報発信を実施している。また、日本の育児環境レベルの向上を目標に、本研究会を中心に産・学共同で研究を推進している。

プロデューサー

コンビ株式会社 プロダクトセンター マネージャー 松原範宜

ディレクター

コンビ株式会社 POCグループ マネージャー 佐伯康広/プロダクトセンター 一志学

デザイナー

コンビ株式会社 プロダクトセンター 森勇、服部美鈴、川田敬弘、白井裕子+工房mapa 富永周平(ロゴデザイン)

詳細情報

http://www.combi.co.jp/company/po/index.html

発足
2009年11月17日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

子どもの身体発達は運動機能、感覚機能、脳の発達に至るまで様々な研究が行われている。我々はその中でも口腔発育に注目し、研究を推進した。生まれた直後から始まる口腔発育が脳の発達、情緒の形成などにも大きな影響を与える。そこで、様々な専門分野を統合し、哺乳行動から歯列、嚥下、咀嚼、自食などにわたる一連の発達を総合的に支援することを目標とした。

デザイナーのコメント

異なる専門分野のエキスパートが集まり、議論を尽くし、母子にわかりやすい情報を提供していく環境を作りたい。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

本製品の使用者は第一に離乳期の乳幼児を想定している。そこで、「本当に子どものためになる支援」という観点から、乳幼児の身体機能とその発達について専門家とともに徹底的に研究した。また、それを提供する保育者への配慮も盛り込んでおり、育児をする全ての人々に対して、ストレスの少ない育児が出来る支援となることを目指した。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

乳幼児に対しては、育ちたいという意欲に応え、健やかでスムーズな身体・口腔発育の支援という価値を提供。保育者に対しては、製品やメディアを通じた情報発信によって乳幼児の身体発達への理解を深めることができ、育つことの喜び、育児することの喜びを全ての人々が感じ、共有できるという価値を提供する。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

哺乳、離乳、自分で飲む、手や道具を使って食べる、歯の手入れなど、乳幼児が習得する様々な口まわりの発育過程を統合的に考えることが、その後の乳幼児の成長のために重要だという考え方に基づき、様々な専門分野を統合する学際的な研究の推進を目指した。助産学、歯科学、摂食・嚥下の専門家と共同し、最善の支援方法について検討を重ね、製品開発やWebサイトでの情報発信を行った。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

コンビ株式会社HP
http://www.combi.co.jp/company/po/index.html

審査委員の評価

コンビはこのサービスでまずおしゃぶりや哺乳瓶などの「モノ」を売るのではなく、まず口腔発育という知識に基づく正しい成長という「コト」を打ち出している。そしてそれに従って親が直面する発育過程での出来事に応じて知恵(知識)とともにモノを提供する。こうした成長支援サービスの視点で自社のプロダクトを提供している点を評価した。この活動で新しい価値創造のスタイルを生みだし、さらに多様な広がりがあると良いだろう。

担当審査委員| 紺野 登   國澤 好衛   日高 一樹  

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