GOOD DESIGN AWARD

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2010

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

受賞対象名
ゴム張り作業用手袋 [エアテクターエックス]
事業主体名
アトム株式会社
領域/分類
身体領域 - 趣味・ホビー用品
受賞企業
アトム株式会社 (広島県)
受賞番号
10A04014
受賞概要
2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

手の平部分にゴムシートを貼った作業用ゴム張り手袋。手袋のグリップ力、柔らかさ、通気性、安全性を高めるためにゴムシートを発泡加工している。これによりシート内に無数の気泡が形成され、シートが柔らかく手袋全体の柔軟性を高めることができると同時に物を掴んだときの密着性が増しグリップ力を高めている。また気泡がシート内に空気の流れを生み通気性を高める効果を発揮する。従来品と比較して約6倍の通気性を実現している。製品自体も約30%の軽量化を図り作業性が向上している。発泡ゴムはクッションの役目も果たし、手への衝撃を和らげ安全性も高めている。手甲部分にAIRを基調としたロゴマークを配しデザイン性も高めている。

プロデューサー

アトム株式会社 代表取締役社長 平雄一郎

ディレクター

アトム株式会社 開発部部長 田口重雄

デザイナー

アトム株式会社 開発部 西本淳一

詳細情報

http://www.atom-glove.co.jp

発売
2009年8月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

ユーザーに安心感と作業性の良さを実感してもらえる手袋を目標とした。作業用手袋には大きく分けて作業性を重視した薄手のものと、耐久性を重視した厚手のものとがあり、それぞれ長所、短所がある。ゴムシートの発泡加工により手をしっかりガードする厚手の安心感と、柔軟性があり手にフィットする薄手の作業性の良さの両立を目指した。

デザイナーのコメント

作業用品というものは大抵そうですが、見た目はオーソドックスな形状で機能面を重視したゴム張り作業用手袋です。しかし、手にとって装着してみると「おっ!?」と思い、実際に使用してもらうと「これはいい!」と感じてもらえる商品の開発を目指しました。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

メインはトラックドライバー、建設作業者、農業作業者などのプロユーザーだが、日曜大工や園芸など一般ユーザーの使用も想定している。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

手袋のグリップ力、柔らかさ、通気性を高めることにより、荷物をしっかり保持する高いすべり止め性能、長時間の作業における手の疲れ具合の低減、手袋内の蒸れの低減などの効果を実現した安全性と作業快適性を両立させた手袋を提供し、ユーザーが、安全に快適に楽しく作業ができること。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

ゴムシートを発泡加工することにより、シートの厚さを維持しつつ、シート内に無数の気泡を形成しシートを柔らかくし手袋全体の柔軟性を高めることにより、手袋を装着した時の安心感と柔らかく手にフィットするとう作業性の良さを両立させている。また発泡加工の効果として通気性の向上、軽量化も図り付加価値をつけている。生産面においては、型抜き後のゴムシートを再利用するなど材料を無駄にせず環境面も考慮している。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国のホームセンター、作業用品店

審査委員の評価

厚手が持つ安全性と薄手が持つ作業性の良さを両立できる作業用手袋を目指し、手のひら部分に張るゴムシートを発泡加工した製品。それにより、手袋の柔軟性、グリップ力、通気性が高まり、軽量化によって作業性が高まると同時に、発泡ゴム部分が緩衝剤となって安全性も高まったというすぐれものである。実際に手にはめてみると、安心感と快適で確実に作業ができそうな雰囲気が実感でき、高機能が見た目にも現れているところは秀逸である。

担当審査委員| 左合 ひとみ   安積 朋子   高尾 茂行   原 研哉  

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